ページビューの合計

2010年12月27日月曜日

年末年始休業日のお知らせ

 
 
<平成22年12月31日(金)  ~  平成23年1月5日(水)>


 までお休みします。

 
 以上、ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いします。



(株式会社キクノヨ)

2010年11月11日木曜日

動物愛護と害獣駆除

 急に寒くなってきました。今朝は今シーズン最低気温を記録したそうです。

 今年の夏は異常気象で、山の木の実など動物のエサが不作により、クマやイノシシが人里に多数おりてきて、農作物を荒らしたり人を襲ったりすることが多かったようです。

 里山の害獣の駆除は、オリなどの罠や電気柵などで畑を防ぐ他に、狩猟期間(冬季)にハンターが撃つといったものとなります。狩猟対象はイノシシやシカが多く、時にはクマやサルにおよびます。

 都会に住むものにとって撃ち殺すのは可哀そうな気がしますが、家庭菜園であっても何カ月も育てた収穫間近のものを鳥などにかすめとられて軽く殺意を抱く場合も…

 田舎で害獣により被害に遭われる農業従事者は、都会で被害も関係もないところから動物を殺すの可哀そうだ、などと言われても死活問題であり、動物愛護とかいってられない現状もあるようです。それでも、人と同じ霊長類である猿なんかを散弾銃で撃ち殺すのって嫌な気分になります。

 そんな被害が多い地域は、自治体がハンターに駆除を依頼します。しかし、増える害獣に対してハンターがかなり減少傾向で、尚且つ高齢化なんだそうです。


  ⇒増える害獣、減るハンター


 クマが人里に下りてきた地域の対策として、今年だけ特別にエサを山に持っていく対策もとられたようです。危ないからと撃ち殺すのは、生物多様性の観点からそぐわない流れとなっています。

 やむなく害獣駆除をするにしてもハンター不足。野生動物と人の棲み分けは難しく、今後は農作物の被害や人との遭遇が増加していくかもしれません。

2010年11月5日金曜日

しつこいネズミ

 涼しいというより、寒いと感じる日が徐々に増えてきました。ピーピーと甲高い鳥の鳴き声をよく耳にするようになりました。ヒヨドリの群れが南下してきたようです。

 秋が深まるにつれ害虫は減ってくるのですが、害獣の被害が逆に増えてきます。害獣とはもちろん”ねずみ”を指します。

 今日はねずみ駆除のハシゴ(?)です。ひとつはある店舗(飲食店)へ出動。ひどかった被害が徐々に緩和していき毎日大騒ぎだったねずみは、現在、3週間に一度の頻度で出没。忘れた頃にネズミが出没するのです。

 ねずみはシツコイです。色々とねずみに嫌がらせするわけですが、罠を掻いくぐってやってきます。こんな危険なところにわざわざ来なくていいのに…

 忘れたころにやってくる頻度とは言え、ねずみ出没に変わりありません。大体は油断しないように、最初から全力で駆除にあたりますが、多くは早く決着(駆除)するものの、この現場のように全力でもダメな場合があります。

 我慢比べ…しつこいネズミにはこちらも諦めずに行くしかありません。我慢比べというよりは、ネズミとどちらが執念深いかシツコイか。

2010年10月25日月曜日

ネズミの季節

ネズミは一年中発生しますが、特に発生が多くなる季節があります。ちょっと肌寒いなと感じる頃。これからの季節です。

ネズミは寒さから逃れるため暖かい天井裏に移動してきます。これから寒くなる一方ですので、中々出て行ってくれません。この時期のネズミは定着率が高いようです。

データでは11~4月頃が特にネズミの発生率が高くなっています。発生率というよりも天井裏のネズミの存在率。天井裏が高温になると暑すぎるためか移動していきますので、夏は発生率は低くなっています。

ダニの問題もあります。寒い季節に原因不明の痒みや発疹がある場合は、ねずみが天井裏を走っているようでしたら、ねずみから発生するダニが痒みや発疹の原因である確率が非常に高いです。

ダニだけの駆除は難しく、ダニ発生源のねずみを駆除できればダニは自然に居なくなります。

ネズミが居てほとんど良いことはありませんが、ネズミが来るとゴキブリを食べますので、多かったゴキブリは少なくなります。唯一の良い面でしょうか。

ともかく、すばしっこくて警戒心の強いネズミをやっつけることは簡単ではありません。ご相談ください。

2010年10月14日木曜日

屋外のクロゴキブリ

 最近、外置きタイプのゴキブリ毒餌というものが、テレビCMで流れています。

 ゴキブリは家の中に棲みつきますが、倉庫や屋外にも棲息しています。

 屋外では、下水升の周辺が棲息ポイントであることが多いようです。下水升はジメジメの水分だけでなく、ヘドロや油がこびりついていますので寄ってきます。

 ある店舗では、夜に、屋外の下水升の蓋の隙間からゾロゾロとクロゴキブリが10匹ほど出入りしていました。
 
 このクロゴキブリ達は、隙間を出たり入ったりと活発ですが、近づいてもライトを照らしても、ほとんど逃げようとしない感じです。車がよく通る道のすぐ横で人通りもありますので、慣れてしまっているのでしょう。



 ベイト剤(毒餌)を設置したらすぐに食べ始めました。↓接写もできてしまう。それでも一心不乱に食べています。


 店内のゴキブリをせっかく駆除しても、屋外にゴキブリが棲息していると、夜にトコトコ歩いて店や家に入ってきてしまいます。家の中はだけでなく、周辺も要チェックです。

2010年10月11日月曜日

オオスズメバチの駆除

 名古屋市近郊でのスズメバチといえば、小型のスズメバチばかりですが、オオスズメバチ駆除もあります。

 今シーズンのオオスズメバチ駆除での出動は、4、5件ほどありました。

 オオスズメバチの巣の特徴としては、地中や樹洞などの閉鎖空間に巣を作り、巣は丸いボール状ではないですね。


            ↑屋根裏通気口から出入りするオオスズメバチ


 


            ↑携帯電話との比較。全長4センチほどもあります。


 

2010年10月6日水曜日

アメリカシロヒトリの幼虫

 今夏の異常気象の影響と思われるもののひとつに、アメリカシロヒトリの幼虫の大発生があります。

 蛾(ガ)であるアメリカシロヒトリは、名前が示すとおりの外来種です。その幼虫が樹木の葉を食い荒らすのです。


⇒アメリカシロヒトリの幼虫大発生


 名古屋でも大発生しています。桜や桑や柿などの樹木に、一度に何百個と卵を産みつけますので、それらの樹木が多くあるところが発生場所になります。

 食害スピードも速いですが、何より足が速い。MAXスピードは、ムカデまでないにしろそれに近いものがあります。毛虫ですが毛虫のスピードとは思えません。柔らかい毛なので刺すことはありません。

 また、食草が広く、あらゆる木の柔らかい若葉を好んで食べていますので、発生場所から足早く移動して、庭木の葉っぱ(主に柔らかい葉)を食べられてしまうことがあるので問題です。


 その移動(拡散)する時間帯に注目すると、ある程度傾向があります。

 曇りや雨の日はあまり移動しないようです。晴れの日には午前10時頃から移動しはじめ、午後1時頃まで活発に移動します。

 曇り後晴れの場合では、日が射しはじめて2時間後くらいから活発に移動しはじめています。


 大量の卵による大量発生に加え、旺盛な食欲で樹木を食い荒す上、拡散スピードが高いが刺さない毛虫。それが外来種であるアメリカシロヒトリの幼虫の特徴です。


2010年9月23日木曜日

消えるミツバチ

 ここ数年ミツバチが姿を消しているようです。都市部では害虫扱いですが、農作物の受粉には欠かすことのできない産業に利用される昆虫です。ミツバチ(セイヨウミツバチ)を輸入までして賄っています。

 失踪原因は解明されていないようですが、原因として、農薬のネオニコチノイド系の影響によるもの、ウイルスによるもの、働かせ過ぎ(温室では年中無休状態)あるいは、これらの複合要因などが挙げられています。

 女王蜂と内勤蜂を残して働き蜂が大量に居なくなり、群れが成り立たない状態は、蜂群崩壊症候群(CCD)と言われます。アメリカでは2006年頃から、日本ではここ2、3年のことであり、COP10が近いこともあり、新聞やニュースで度々取り上げられています。

 ネオニコチノイド系農薬は90年代から使われはじめました。従来の有機リン系農薬に比べ毒性が低いとされる為、次世代原体として広がりはじめました。昆虫の中枢神経に作用して興奮状態にして、方向感覚を狂わせ筋肉を収縮させて殺すそうです。

 主に水田のカメムシ防除などに頻繁に使われるようになってから、ミツバチの失踪が増えているようですし、カメムシと大きさだけとってみてもミツバチと大差ありません。ネオニコチノイドの影響がミツバチ失踪原因の本命と勘繰られても仕方ないかもしれません。

 人間の利害にかかわるミツバチ。養蜂家などの訴えから、ネオニコチノイド系農薬の規制を求める声も上がっています。もしミツバチが産業に利用されない、ただの昆虫ならば相手にされてないのかもしれません。

 繰り返しになりますが、ネオニコチノイド系農薬は従来の農薬に比べて毒性が低いとされています。指標のひとつである魚毒性もかなり低いようです。従来の有機リン系農薬比べれば、川や魚など水環境にとってはだいぶマシかもしれませんが毒に変わりありません。

 ミツバチの失踪は、人間が利用できる産業用の昆虫ですので話題に上ります。生物多様性を目指す上での一つの問題提起です。

 そして、真の生物多様性の保全のためには、人間に直接利害関係がない(利用しない)生物も分け隔てなく護っていく姿勢こそが重要かと思います。


(余談)
 ネオニコチノイドの名前⇒ニコチノイドというのは、タバコの葉から抽出したニコチンが原料のようです。殺虫剤にも使われているようだし、タバコももうすぐ値上げです。これをきっかけにタバコから足を洗ってみては。


 

2010年9月3日金曜日

スズメバチの巣作り状況(4)

 9月に入っても暑さの衰えが見えません。今年の暑さが異常なのかなとも思いますが、来年からもこれくらい暑いのが当たり前になっていくのでしょうか?

 虫達はこの猛暑を喜んでいるのかどうか。通常は、これから10月にかけて最もスズメバチが活発になっていきます。





 現在の巣の大きさは、バレーボールを一回り小さくした位が多いようです。

2010年8月24日火曜日

イラガ(刺蛾)のマユ

 刺蛾(イラガ)の発生時期は、6月~9月頃のうちで2回発生します。幼虫である毛虫は、名古屋では7月初旬ころから多く発生しているようです。

 名前の「刺蛾」のとおり、幼虫(毛虫)は刺します。そして非常に痛いようです。(刺されたことありません。)

 現在は越冬のため、幼虫(毛虫)がマユと成ったり、成りつつあります。


↓イラガのマユ


 このウズラの卵みたいなマユの中の幼虫には、もう毛虫のトゲトゲはありません。マユの中の幼虫はタナゴ釣りのエサとして利用されます。

 マユの状態で冬を越し、そしてサナギになり、春先に成虫となります。

↓成虫


 この成虫が大量の卵を産み卵が孵ると、木の葉を食い荒らし刺されると痛い問題のイラガの幼虫となります。

↓問題のイラガの幼虫

 

 現在はマユの状態ですので、このマユを取り除けば来春からの予防となります。

2010年8月12日木曜日

敷きまくるシート

 ネズミはネズミ捕りシートを認識すると、警戒してシートを避けるようになるため、だんだんと捕獲は困難になります。

 特に最初が肝心で、これでもかと敷きまくります。


              ↑オフィスで


               ↑工場で


              ↑捕獲


 たくさん敷くと、ネズミではなく人が捕獲されてしまうことも…

2010年8月5日木曜日

名古屋市内に猿が居る?

 暑い日の駆除作業は身に応えます。バテバテながらも頑張っております。いかがお過ごしでしょうか。

 先日はシロアリ駆除で出動しました。トイレの床をめくると土台の木は無数のシロアリが巣食っていました。





 土台だけでなく、床板も張替えなくてはなりません。ベテラン大工さんが新しい床板を持ってきました。

 その床板を見ると、ん?多くの足跡がついているではありませんか。



 足跡の大きさはネコよりひとまわり大きいようです。タヌキ?アライグマ?ハクビシン?いや、どれも違います。

 う~ん。サルかな?

 ベテラン大工さんに、どこからみえたか聞いて見ると、守山区の志段見からだそうです。
 
 志段見といえば市内とは思えないほど自然が豊かな所です。この足跡はサルに違いない。しかし、ベテラン大工さん曰く、サルなんか居ないそうです。




 たまに、名古屋市内でサルの目撃情報のニュースがありますし、志段見あたりの環境ならサルが居ても不思議ではありません。

 画像検索してみましたが、サルの足跡のようなないような。

 やっぱり、サル以外考えられないのでサルの足跡で決定。

 名古屋市にはサルが棲息しています!?


 

2010年7月26日月曜日

スズメバチの巣作り状況(3)

 猛暑が続きます。スズメバチには関係ないようで、巣作りに活発に動きまわっている様子です。





 巣の大きさは、スズメバチの種類や周りの環境にもよります。現在はソフトボール位からソフトボールをひとまわり大きくした程度です。

 最終的な大きさも、スズメバチの種類や周りの環境にもよりますが、バレーボール程度までになることが多いようです。

 名古屋市近辺の都会に比べて、自然が豊かなところのほうがエサが豊富な為か、巣が大きくなる傾向が強いようです。
                      ◇

 キクノヨへの夏場のネズミ駆除のご依頼は、他のシーズンに比べて少ないのですが、予防することもできます。夏場だけネズミが静かな場合には、予防がオススメです。

 

2010年7月19日月曜日

変わったミツバチの巣

 どうやら梅雨明けのようです。各地で集中豪雨による被害のニュースが多かったようですが、名古屋では雨があまり降らず、期間も短かったような空梅雨の印象です。

 先日の話しです。庭の植木にハチの巣があり、ハチが飛んでいるというので駆除に伺いました。ハチの種類は不明だということだったのですが、庭の木に巣をつくる蜂と言えば、スズメバチかアシナガバチと相場は決まっています。

 しかし…パッと見はスズメバチの巣の形ではあったのですが、近づいてみると、どうやらミツバチのようです。巣は無く、ミツバチの集団だけかと思ったのですが、巣はしっかりとあるようです。



 木の枝ごと切って取り除きました。しっかりとした層になっている、ミツバチの巣でした。



 スズメバチのように、木に吊るされた状態のミツバチの巣は、レアケースだと思います。

2010年7月6日火曜日

アシナガバチの巣作り状況(2)

 巣はだいぶ大きくなってきました。軒下につくる場合が多いのですが、植え込みなどの木の中ほどに巣をつくる場合もあります。



 写真は、セグロアシナガバチと思われます。

2010年6月7日月曜日

梅雨の害虫(2)

 梅雨の頃に大発生する虫としては、チャタテムシがいます。体長は1~1.3ミリ。ダニと間違われますが、ダニのように刺したりしませんので直接的な被害はありません。


                 チャタテムシ

 殺虫スプレーやバルサンで駆除、掃除機をよくかければ大丈夫ですが、高温多湿を好みますので、部屋の風通しをよくしたり、換気したり、除湿したり、結露がおこらないよう部屋の環境を整えて、再び大発生しないようにします。

 特に害はないとはいえ、高温多湿の部屋はダニも好みます。痒みをもたらすダニの発生の心配があります。


 ノミも多くなります。猫や犬につくノミはネコノミといい、人も吸血します。体長は1.2~3.0ミリ。ピョンピョン跳ねまわる姿を見ることができます。


                     ノミ

 ペットだけでなく、ノラネコも発生原因になりますので、床下やすぐ近くに野良ネコが棲みついていないか確認してください。


 ノミと同じようにピョンピョン跳ねる虫にトビムシがいます。トビムシはノミのように吸血しませんから、チャタテムシと同じく直接的な害はありません。跳躍距離はノミより短いです。よーく観察するとノミと姿かたちが全然違います。

 
         トビムシ(ひとくちにトビムシといっても色々な種がいます)


 ノミやダニは人に痒みをもたらしますが、チャタテムシやトビムシは直接的な害はありません。部屋にいたら気味が悪い程度です。ただ、チャタテムシやトビムシはジメジメしたところを好みますので、これらが発生しているということは、同じようなジメジメとした環境を好む害虫の心配があります。人や住まいに害を与えるダニやシロアリなどです。

愛知の害虫駆除キクノヨ

 

2010年5月27日木曜日

梅雨の害虫

 もうすぐ梅雨の季節です。梅雨には梅雨らしく雨が降らないといけませんが、雨が続くと活発になる害虫がいます…ムカデやヤスデ、ナメクジなどです。特にヤスデやナメクジなどの小さい虫は、条件が揃うと爆発的に殖えることがあります。

 ナメクジは、野菜や園芸植物の葉を食害します。ヤスデ同様に爆発的に殖えることがありますが、動きが遅いので、建物内まで入り込むことは、そんなにありません。


                    ヤスデ


 ヤスデは、雨や曇りの日には、そこそこのスピードで日中でも動きまわっていますので、室内まで入り込んでしまい問題になることがあります。

 ヤスデの発生場所は、空き地の草むらなどが多いようです。ヤスデの大量発生は、梅雨が明ければ自然に治まっていきますが、卵を産む前に駆除できれば、来年の大量発生を抑えることができますので、大量発生しているヤスデをできる限り駆除したほうがよいでしょう。

2010年5月10日月曜日

シロアリ発生のサイン

 4月中旬から7月にかけての昼間、シロアリの羽アリがいっせいに飛び立つことがあります。シロアリが巣食っているサインです。

 そのシロアリは、ヤマトシロアリかイエシロアリの場合が多いです。見極めて対処してしてください。



 (名古屋の害虫駆除キクノヨ)

2010年5月6日木曜日

ミツバチの引越し

 今頃の時期から、しばらくはミツバチの巣わかれの季節となります。従って庭にミツバチの大群が突然現れることがあります。

 分蜂(ぶんぽう)といって、大きくなったミツバチの集団の半分くらいが、新たな巣を作る場所を求めて巣わかれし、引越し先が決まるまでの間、待機している状態です。

 

 ミツバチはおとなしいですし、分蜂によるミツバチの大群は、通常、数時間から半日でいなくなりますので、何もせずにそっと見守ってみてください。

 ⇒ミツバチの分蜂について

 きっと、まもなく新天地へと旅立って行くはずです。

2010年4月20日火曜日

アシナガバチの巣作り状況

 越冬したアシナガバチの女王蜂が巣作りを開始しています。最初、女王蜂1匹で巣作りし産卵します。7月以降には、その産卵した働き蜂が羽化して、巣作りに参加しますので巣は一気に大きくなります。


                現在のアシナガバチの状況


 しばらくは女王蜂1匹での活動ですので、ハチが苦手な方でも巣を撤去するチャンスです。

 ただ、アシナガバチはスズメバチのように攻撃的ではありませんし、農作物を食い荒らすイモムシなどを食べてくれる益虫です。人と巣の距離が1.5メートル以上ある場合には、まず攻撃はしてきませんので、そっとしておいてあげてください。

(名古屋のアシナガバチ駆除 キクノヨ)

 

2010年4月5日月曜日

ねずみが好きな食べ物

ねずみはなんでも食べる傾向がありますが、よく狙われるものとなると、小麦粉を使った食品が多いようです。小麦粉製品自体がたくさんあるのも理由のひとつかもしれません。

トマトや果物やサツマイモなんかもよく食べられています。野菜類は結構好きみたいです。これらは、冷蔵庫に入れずに出しっ放しにしていることが関係しているかもしれません。タマネギの被害は一度だけ聞いたことがありますが、ネギ、ニンニクが齧られたのは聞いたことがありません。たしかに、生で齧ればたいへん辛いことでしょう。

ジャガイモはあまり食べないようですが、サツマイモはよく食べています。ジャガイモを食べる場合でも芽の部分はきっちり避けています。芽に毒素があるのがわかっているのでしょう。

トマトは優先して食べているようです。ミカン、リンゴも出し放しが関係しているのか食べています。ガムはオフィスの引き出しの中のものを見つけ出して食べています。香りのいいものを優先して食べているようですから、やっぱり鼻は利くのでしょう。

油ものが好きといわれています。小麦+油で、天カスなんか好物なんでは?食べ物が無くても、油まみれのガスレンジをよくウロついていますから。

食べそうであまり食べないものを挙げたほうが早いかもしれません。ソーセージなどの動物性たんぱく質は少なくとも優先しては食べません。某アニメの印象と違ってチーズは好まないようです。しかし、乳製品は好きなようでコーヒーフレッシュはよく飲んでいます。使い切りのミニサイズなので持ち運べることが大きいと思われます。安全なところへ持ち運んでからゆっくりと味わうのでしょう。

では実際、たくさんの食品が陳列してあるスーパーで優先して狙われているのは?

やはり、パスタや麩、ビスケットなど小麦製品や米などの穀物やそれを原料にしたもの、乳製品などが多いようですね。用心深いネズミのことですので、食べ慣れたもののほうが手をつけやすいようです。

ネズミ駆除キクノヨ

2010年3月18日木曜日

早い春の訪れ

 桜(ソメイヨシノ)の開花日がずいぶんと早いようです。例年より10日ほど早く、愛知では今週末頃の開花予想となっています。

 温暖化?ヒートアイランド?この冬は寒い日もあったけど、体の芯から冷えるような日が少なかった印象。桜の開花が早いはずです。

 暖かくなると美しい花が咲くだけではなく、害虫も活発になります。桜の開花日のようにゴキブリ発生日を予測しようか。ゴキブリは年中居ますから、発生日よりゴキブリ活発化予想日というほうが適当かも。テレビでゴキブリのCMなんか流れ始めたら活発化近しとうかがえます。

 桜前線と同じくゴキブリ前線も北上しますから、ゴキブリ活発化日も10日ほど早くなるということでしょう。例年ゴキブリが活発になるのは、気温が安定するGW頃です。虫嫌いの方にとっては、春が早く感じられるのは花だけにしてほしいところ?

 ここで云うゴキブリは代表的なクロゴキブリの事を指します。外気の影響をあまり受けない大きなビル内などは、すでにゴキブリが活発化しているところも多くあり、ワモンゴキブリやチャバネゴキブリが多いですね。

 ⇒ワモンゴキブリ

 このワモンてやつはクロゴキブリよりデカいんで、遭遇すると冷や汗ものなんですよ~

2010年3月2日火曜日

イタチのトイレ

 イタチはネズミに次いで小さい哺乳類ですから、わずかな隙間から建物内に入り込むことがあります。雑食性ですがネズミやザリガニなど動物性のものを好みます。



 先日駆除に伺った施設では、ネズミが多く発生しており、それを追ってかイタチも発生します。イタチもハクビシンなどと同じように、フン場(トイレ)を決めて用を足すようです。ここでは、クサイ臭いの元を探します。
 
 このあたり、特に臭いがたちこめているようです。

 壁をめくると…




 イタチのトイレ発見!




 きれいに片づけておきました。



 独特の臭い。クサイけど猫のフンに比べればマイルドフレーバーですね。


 

2010年1月7日木曜日

巨大ネズミの正体

 今朝、庭でメジロの群れが確認されました。今シーズンは、例年に比べてかなり遅めの訪れのような気がします。今年もミカンを与えよう。いろんな小鳥が訪れてくれるといいですよね。

 こんな、ほほえましい小鳥たちと違って、一瞬ギョッとしてしまう野生動物を見かけることがあります。



 20年以上前、川の水面をドブネズミが泳いでいる姿を見ることができました。今では見かけることもほとんどないと思いますが、泳ぎ方といい、容姿といいドブネズそっくりの動物なら川で目撃することができます。

 その動物とは、最近、知名度上昇中のヌートリアです。ドブネズミと見た目そっくりですが、大きさが違います。ドブネズミ400~500グラムに対し、ヌートリアは7~8キログラムもあります。カピバラとは違いますよ。

 ⇒カピバラ

 ヌートリアは近所の川でも見かけますね。都会の川にも居ますし池や用水路にも居ます。流れのゆるやかな水辺を好みますから川の中流域から下流域に棲息が多い。ということは人間の生活圏内に多いということ。

 ⇒ヌートリア

 ネズミの仲間である外来種で、繁殖もネズミ並に多い。その繁殖力を活かしてか近年は増加しており、水辺に近い農作物の食害が問題になってきているとのことです。

 ⇒巨大ネズミ被害を防げ

 海外から移入された哺乳類(外来生物)であるアライグマやハクビシンに続いて、ネズミ算式繁殖力を持つヌートリアが、定番害獣として加わる勢いです。