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2010年6月7日月曜日

梅雨の害虫(2)

 梅雨の頃に大発生する虫としては、チャタテムシがいます。体長は1~1.3ミリ。ダニと間違われますが、ダニのように刺したりしませんので直接的な被害はありません。


                 チャタテムシ

 殺虫スプレーやバルサンで駆除、掃除機をよくかければ大丈夫ですが、高温多湿を好みますので、部屋の風通しをよくしたり、換気したり、除湿したり、結露がおこらないよう部屋の環境を整えて、再び大発生しないようにします。

 特に害はないとはいえ、高温多湿の部屋はダニも好みます。痒みをもたらすダニの発生の心配があります。


 ノミも多くなります。猫や犬につくノミはネコノミといい、人も吸血します。体長は1.2~3.0ミリ。ピョンピョン跳ねまわる姿を見ることができます。


                     ノミ

 ペットだけでなく、ノラネコも発生原因になりますので、床下やすぐ近くに野良ネコが棲みついていないか確認してください。


 ノミと同じようにピョンピョン跳ねる虫にトビムシがいます。トビムシはノミのように吸血しませんから、チャタテムシと同じく直接的な害はありません。跳躍距離はノミより短いです。よーく観察するとノミと姿かたちが全然違います。

 
         トビムシ(ひとくちにトビムシといっても色々な種がいます)


 ノミやダニは人に痒みをもたらしますが、チャタテムシやトビムシは直接的な害はありません。部屋にいたら気味が悪い程度です。ただ、チャタテムシやトビムシはジメジメしたところを好みますので、これらが発生しているということは、同じようなジメジメとした環境を好む害虫の心配があります。人や住まいに害を与えるダニやシロアリなどです。

愛知の害虫駆除キクノヨ