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2013年10月23日水曜日

秋はゴキブリも侵入が多い

前回の記事は、秋には建物内へのネズミの侵入が多くなるといった内容でしたが、同時にクロゴキブリの侵入も多くなる時期でもあります。

通常、野外のゴキブリは主に朽ち木の中に棲息しています。ちょうど今くらいの季節は、野外の気温が下がってくる為、暖かい建物目指して一斉に入ってきます。要するに理由はネズミと全く同じというわけです。

通常、クロゴキブリは幼虫期間が4~8ヵ月を要しますので、いきなり黒光りした成虫が数多く現れた場合は野外から一気にやってきたものだと推測できます。 尚、建物内で繁殖している場合は、幼虫と成虫が混在して目撃される場合が多いです。(茶色い幼虫の場合は行動範囲が狭いため)




今夏は暑かったので野外での繁殖が盛んでゴキブリの数が多いかもしれません。

屋外から建物内へのゴキブリの侵入ルートや床下から室内への侵入ルートがあると見かけることが多くなります。そのルートを封鎖したり、入ってきてしまったゴキブリが繁殖しないようにすることが最も重要です。これも全くネズミと同じですね。

2013年10月8日火曜日

秋はネズミが多くなる

数が殖えるというよりも、涼しくなると暖かい建物内目指してやってくることと、高温過ぎた天井裏の温度が下がり、ネズミにとって居着きやすい環境になるので、人との接点が増加する季節となります。

夏場に比べて、殺鼠剤(毒エサ)の使用はやりやすくなります。ハエが少なくなってきましたし、ネズミの死体から発生してしまう腐敗臭が気温の低下とともに抑えられるからです。



冬期はやや動きが鈍るものの冬眠はしません。冬眠せずとも、秋には冬に備えて脂肪を蓄えるためか、食欲旺盛な感じがします。人と同じ哺乳類でもあるし、ネズミにとっても食欲の秋かもしれません。