新型コロナウイルスの感染症法上の位置づけが季節性インフルエンザと同じ「5類」に移行されていましたが、3月13日よりマスクの着用は個人の判断にゆだねられるという、国の指針が変わりました。
飲食店においては飛沫防止パーテーションが取り払われ、何もかもコロナ前の状態に戻ると良いですね。
◇飲食店のアンケート
仕事柄飲食店での仕事が多いのですが(ゴキブリ対策等)、がんばっているお店はテーブルにアンケート用紙を置いていることが多いものです。
こういったアンケートは、良い評価を書かれれば励みになるし、不満な点を書かれたなら改善点が見えてきます。
サービスに不満があった場合では、直接店員には言わず、アンケート用紙に不満を書く場合のほうが実際には多いかもしれません。
例えば、お客が虫を目撃してしまったとすると、コバエ程度ならまだしもゴキブリやネズミとなると黙って立ち去り、次の来店は無いかもしれません。
しかし、アンケートでその事実がわかったとすれば、少なくとも今後に向けて対策をとることができます。
店側としては不満の書かれたアンケート用紙を見ることは痛い思いをしますが、改善点が分かることは大変意義のあることです。
また、お客はアンケートに不満をぶつけることで、溜飲を下げてくれるかもしれません。
こういった不満が書かれたアンケートの内容はお店側しか見ることが無いのですが、ネット上での口コミの不満は違います。
◇増加するグーグルマップの口コミ
ネットでお店を探す場合、口コミを参考することは多いかと思います。
口コミといえば食べログ系サイトですが、最近のトレンドはグーグルマップとなります。
グーグルマップは、近くのお店を探すのに大変便利ですし、その口コミ数の多さから人気の程がうかがえます。
◇緩いネガティブワード
「ゴキブリが歩いているのを見た」
食べログ系の口コミを投稿する場合は、「ゴキブリ」などはNGワードですので投稿できません。いっぽうのグーグルマップの口コミ投稿はそれほど厳しくなく「ゴキブリ」等のキーワードを含んだ口コミが掲載されることがあります。
こうしたネガティブな口コミはお店からみれば大変な損失です。自分のお店にこのような口コミを見つけたらグーグルに削除依頼をしましょう。ただし、その口コミの内容が規約に違反していなければ削除はしてもらえません。
グーグルの口コミ投稿の方向性は、お店の評価の信憑性を高めるため、良くも悪くも、食べログ系に比べて大変緩くなっています。よって規約違反の口コミが掲載される場合があります。自分のお店の口コミが気になる場合は、定期にチェックするしかありません。
尚、お店側(オーナー)から口コミに対して返信できる仕様になっていますので、ネガティブな口コミに対しても誠実な対応をされればフォロー可能です。