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2023年11月26日日曜日

ネズミが発生した場合の対処法

何も居ないはずの天井裏で物音がしたならば、原因は高確率でクマネズミです。

ネズミと判断しても、ここで慌ててはいけません。一旦、しばらく様子をみるのが得策です。

理由として、

ネズミは居心地がいいかどうか様子を見ています。気に入らなければ1日から一週間くらいで勝手に居なくなる場合は多々ありますから。

しかし、

二週間経っても三週間経ってもネズミが居なくならなかった場合は、残念ながら気に入って居着いてしまったと考えざるを得ません。

大半のかたは市販品での駆除を実行します。ここで駆除が成功する場合もあります。

しかし、

市販品で駆除できなかった場合はプロへの依頼を検討します。

注意点として、

駆除業者の料金はまちまちで、ネズミが駆除できなかった場合に料金が発生するのか?ネズミが再発生した場合の保証期間はあるのか?など、しっかりと条件を確認する必要があります。

ネズミはなかなか手強いです。身体が小さくてすばしっこくて中々姿を現しません。警戒心の塊と言ってよいです。

ネズミは多産で一度に5~6匹産みます。さらに産まれた仔ネズミは、わずか二カ月後には成獣として繁殖能力を持ってしまいます。

業者に何匹か駆除してもらったとしても、いっぽうでどんどん殖えてしまえば、結果、被害状況は変わらず、お金をドブに捨てたような状態になることがあります。

ネズミ駆除の成果は、捕獲した数ではなく、0匹に拘る必要があります。

2023年10月25日水曜日

家ネズミは秋に入るとやってきます

野外に棲むネズミは気温が下がると、暖を求め暖かな場所を目指します。

住宅においては11月以降に侵入してくる場合がほとんどです。

ネズミは野外にも屋内にも生活拠点を持つことのできる半野外性の動物と言われます。

近年、温暖化の影響か都会では雪はあまり降らなくなりましたが、0℃近くにはなりますので冬が厳しいのは変わりありません。

人は上着を羽織ったり暖房器具で厳しい寒さを凌ぎますが、人以外の哺乳類はその術がありませんので、暖かい場所へ移動、もしくは冬眠という手段で冬を乗り切ります。

問題となるネズミとは、ほとんどはクマネズミです。クマネズミは東南アジアが原産で寒さには弱いです。


暖かい国の外来生物は、日本の冬を越せるかどうかが日本に定着してしまうかどうかの分かれ目です。クマネズミは暖かい建物を利用して冬を乗り切ることで日本に長く定着しています。

天井裏でゴソゴソとネズミのような気配(けはい)があったならば、少し様子を見るのが得策です。

クマネズミは、その天井裏が居心地が良いかどうか吟味します。気に入らなければ数日から一週間程度で出ていってしまうケースが多くありますので。

もし、一週間以上経っても天井裏でゴソゴソやっているようであれば、ネズミが居ついてしまった可能性があります。

寒さの苦手なクマネズミが居着いてしまったら、暖かくなる春まで中々出ていってくれません。


ネズミ駆除の市販品(殺鼠剤、粘着シート等)は、ホームセンターやドラッグストアで手にはいります。ネットで検索しますと、選択に困るほど数多くのネズミ駆除製品がヒットします。



数多くの種類のネズミ駆除製品があるということは、裏を返せばどの製品も決め手に欠けるということになります。

最大の効果を発揮するためには設置場所が重要になります。要するに適材適所が重要!

市販品で駆除できなかったり、とにかく早く駆除したい場合は駆除業者への依頼を考えると思いますが、業者に依頼するにしても駆除業者の効果は市販品と同様にまちまちです。

業者に依頼する場合は料金だけにとらわれず、ネズミを完全に駆除できるかどうかや、ネズミが再発生した場合に追加料金がかかるかどうか等、無用なトラブルを避けるためには、要点をしっかり確認する必要があります。

2023年9月18日月曜日

秋から大きくなるスズメバチの巣

秋からはどんどん巣が大きくなりハチの数が殖えていきます。

①働きバチの数が殖えていくに従って巣は大きくなる。

②巣が大きくなると幼虫を育てるスペースが殖え、働きバチの数が殖えていく。

働きバチの数が殖えると…

9月以降のスズメバチの巣の成長速度には目を見張るものがあります。



巣は11月初旬頃まで大きくなります。

個体差はありますが、最終的にはバレーボールくらいのサイズくらいになります。

名古屋市内や近郊はコガタスズメバチがほとんどです。





2023年7月24日月曜日

ハエが大量発生する原因

◇ハエは鼻が利く?


最高気温が30度以上の日が通常になり暑さが本格化してきました。これからは増々気温が上昇してきますので、ナマモノが腐る時間が早まります。毎日の生ゴミの袋の密閉に加え、こまめなゴミ出しを忘れずにしてハエの誘引を抑えたいところです。

ハエは水分を多く含む腐敗発酵したものに寄ってきては卵を産み付けようとします。ハエは相当に鼻が利くようで、腐って臭いが立つようなものを放置すれば、時間がかからずどこからともなくやってきます。

ひとくちにハエと言っても、日本には大小様々三千種類ほども棲息しています。どんなハエでも大発生すれば不快ですが、コバエよりも大きい、オオバエになるほど不快感は高まります。

大バエは主に腐敗した死肉に集り(たかり)卵を産み付けます。ニクバエ(肉蠅)と呼ばれます。

◇ハエは衛生害虫


腐敗した死肉といい糞といい、人間にとってはかなり不衛生なものを好むのに、食卓に並んだ食品にも普通にとまるのでたまりません。

見た目が気持ち悪いだけで実害の無い虫は不快害虫と呼びますが、ハエは病原菌を媒介する実害があるので衛生害虫と呼ばれています。もちろん不快でもあります。

◇ハエの大発生と悪臭


ハエの大発生の原因と考えられるのは動物が腐敗したものになります。身近な動物の死体となるとネズミや鳥などが考えられます。

ネコは物陰でひっそりと死を迎えることが多いので、気づきにくいところで腐敗が進んでいる場合があります。

もちろん、動物の死体がそのまま放置されればハエの発生だけでなく悪臭の問題が起こります。ハエの発生と悪臭はリンクしています。

日本の法律や条例では、許可を得ずに自由に駆除していい動物はネズミだけとなっています。(その他の動物は自治体により変わります)

ネズミは小型とは言え腐敗腐臭は起こります。駆除する際は注意が必要です。

2023年5月14日日曜日

雨後にムカデが多くなる?

4月5月は暑すぎず寒すぎず外出するには気持ちのいい季節ですね。

しかし、めぐり合わせでしょうが、今年の土日はやたらと天気が崩れることが多い印象です。

ムカデの発生は雨に連動していて、雨が多いとムカデとの望まぬ遭遇率は高まります。



 データ上でも雨の日が多い6月前後に苦情件数が多くなっています。

 厳密には雨が多いとムカデが殖えるというわけではなく、ムカデが動き回る機会が多くなり、人との遭遇率が高くなるということです。

※そもそもムカデの寿命は6~10年。大ムカデが急に殖えることはありません。


 //雨の日やその翌日にムカデをよく見かける理由は? //// //// 

 ムカデは夜行性です。ふだんは、草むら、落ち葉の下、笹藪の根元、石の裏など、陽の光があたらない場所に潜んでいます。

  雨の日は陽が射しません。夜行性のムカデにとって日中でも動きやすいことが、雨の日やその翌日にムカデに遭遇する理由のひとつと考えられます。

 そして、最も大きな要因として考えられるのは、大雨の日や雨が続いたりしますと、草むら等の棲家が必要以上に水浸しになってしまうことで、「棲家から逃げ出す」からではないでしょうか。梅雨時期に遭遇率が多いことからも推測できます。

 ジメジメした環境を好みはしますが、棲みかが水浸しになれば、さすがにムカデは移動を余儀なくされます。

よって、近くの人家に入り込んでしまうのです。

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 雨が降ると、せっかく撒いた駆除用粉剤は流れてしまいます。また、駆除用粉剤は大きなムカデに対して殺虫するほど強いダメージを与えられるとは思えません。

 ムカデにはしっかりとした侵入防止対策が有用です。侵入防止対策を施した上で駆除用粉剤を撒けば薬剤の効力は倍増します。薬剤は雨に強いタイプが良いでしょう。

※侵入防止対策を施して家屋に侵入し辛くすることで、駆除用粉剤の上をムカデに何度も歩かせることができ、相乗効果が得られます。                 

2023年3月13日月曜日

グーグルマップ による飲食店の口コミ

新型コロナウイルスの感染症法上の位置づけが季節性インフルエンザと同じ「5類」に移行されていましたが、3月13日よりマスクの着用は個人の判断にゆだねられるという、国の指針が変わりました。


飲食店においては飛沫防止パーテーションが取り払われ、何もかもコロナ前の状態に戻ると良いですね。

◇飲食店のアンケート

仕事柄飲食店での仕事が多いのですが(ゴキブリ対策等)、がんばっているお店はテーブルにアンケート用紙を置いていることが多いものです。


こういったアンケートは、良い評価を書かれれば励みになるし、不満な点を書かれたなら改善点が見えてきます。

サービスに不満があった場合では、直接店員には言わず、アンケート用紙に不満を書く場合のほうが実際には多いかもしれません。

例えば、お客が虫を目撃してしまったとすると、コバエ程度ならまだしもゴキブリやネズミとなると黙って立ち去り、次の来店は無いかもしれません。

しかし、アンケートでその事実がわかったとすれば、少なくとも今後に向けて対策をとることができます。

店側としては不満の書かれたアンケート用紙を見ることは痛い思いをしますが、改善点が分かることは大変意義のあることです。

また、お客はアンケートに不満をぶつけることで、溜飲を下げてくれるかもしれません。

こういった不満が書かれたアンケートの内容はお店側しか見ることが無いのですが、ネット上での口コミの不満は違います。


◇増加するグーグルマップの口コミ
 
ネットでお店を探す場合、口コミを参考することは多いかと思います。

口コミといえば食べログ系サイトですが、最近のトレンドはグーグルマップとなります。

グーグルマップは、近くのお店を探すのに大変便利ですし、その口コミ数の多さから人気の程がうかがえます。



◇緩いネガティブワード

「ゴキブリが歩いているのを見た」

食べログ系の口コミを投稿する場合は、「ゴキブリ」などはNGワードですので投稿できません。いっぽうのグーグルマップの口コミ投稿はそれほど厳しくなく「ゴキブリ」等のキーワードを含んだ口コミが掲載されることがあります。

こうしたネガティブな口コミはお店からみれば大変な損失です。自分のお店にこのような口コミを見つけたらグーグルに削除依頼をしましょう。ただし、その口コミの内容が規約に違反していなければ削除はしてもらえません。

グーグルの口コミ投稿の方向性は、お店の評価の信憑性を高めるため、良くも悪くも、食べログ系に比べて大変緩くなっています。よって規約違反の口コミが掲載される場合があります。自分のお店の口コミが気になる場合は、定期にチェックするしかありません。

尚、お店側(オーナー)から口コミに対して返信できる仕様になっていますので、ネガティブな口コミに対しても誠実な対応をされればフォロー可能です。

2023年1月3日火曜日

新年の御挨拶

謹んで新年のお慶び申し上げます。

旧年中はキクノヨをご活用いただきましてありがとうございました。

本年もご依頼者様に満足いただける害虫駆除、害獣駆除を心がけてまいります。

皆様のご多幸をお祈り申し上げます。