結論から申しますと、通常、駆除の対象となるゴキブリは大きく分けて、クロゴキブリとチャバネゴキブリ(以下、チャバネと表記)の二種類になります。
ネット上で見かけるゴキブリ駆除に関するサイトを覘いて見ると、クロゴキブリなのかチャバネなのか、どちらの種類を指しているのかわからないことがあります。おそらく、クロゴキブリのことを指していることと思われますが、クロゴキブリとチャバネとではそれぞれ習性が違いますので対処の仕方も違ってきます。
キクノヨの場合でも、クロゴキブリとチャバネとでは駆除の方法や料金等が違います。ご相談される場合は、クロゴキブリなのか?それともチャバネなのか?どちらの種類なのか明確にしてからご相談いただけると話がスムーズになります。
一般的に、クロゴキブリは主に住宅に、チャバネは主に飲食店等の調理を行うところに出没します。反対にチャバネゴキブリが住宅に出没したり、クロゴキブリが飲食店に出没するケースは例外とまでは言えないほど多くあります。
では、それぞれの特徴を簡単に…
クロゴキブリはサイズがあるので気持ち悪さのインパクトが大きいです。出くわしただけで鳥肌が立つかたも多いことでしょう。単にゴキブリと言えば、これのことを指すことが一般的です。
クロゴキブリの成虫(左)と幼虫
成虫はその名の通り黒色ですが、幼虫は赤茶色をしています。
いっぽうのチャバネは最大で15mmほどですから、気持ち悪さのインパクトは小さめですが、繁殖力が強く数が殖えやすいのが最大の特徴です。結果、出くわす回数が多くなりますのでやはり気持ち悪い。環境によっては完全駆除が難しくなります。
チャバネの成虫(左)と幼虫
成虫は茶色ですが、幼虫は黒色です。
クロゴキブリ、チャバネいずれも、成虫と幼虫とでは見た目が大きく違っています。