ネズミは一年中発生しますが、特に発生が多くなる季節があります。ちょっと肌寒いなと感じる頃。これからの季節です。
ネズミは寒さから逃れるため暖かい天井裏に移動してきます。これから寒くなる一方ですので、中々出て行ってくれません。この時期のネズミは定着率が高いようです。
データでは11~4月頃が特にネズミの発生率が高くなっています。発生率というよりも天井裏のネズミの存在率。天井裏が高温になると暑すぎるためか移動していきますので、夏は発生率は低くなっています。
ダニの問題もあります。寒い季節に原因不明の痒みや発疹がある場合は、ねずみが天井裏を走っているようでしたら、ねずみから発生するダニが痒みや発疹の原因である確率が非常に高いです。
ダニだけの駆除は難しく、ダニ発生源のねずみを駆除できればダニは自然に居なくなります。
ネズミが居てほとんど良いことはありませんが、ネズミが来るとゴキブリを食べますので、多かったゴキブリは少なくなります。唯一の良い面でしょうか。
ともかく、すばしっこくて警戒心の強いネズミをやっつけることは簡単ではありません。ご相談ください。
主に害虫と害獣の考察や業務上の出来事についてのブログとなります。 登場するのはペットとは対照的な動物達ですから苦手なかたにとっては気色悪いだけかと思います。 しかし、敵をやっつけるには、まず敵を知ることは大切なことです。 少しばかりの役立つ情報が見つかるかもしれません。
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2010年10月14日木曜日
屋外のクロゴキブリ
最近、外置きタイプのゴキブリ毒餌というものが、テレビCMで流れています。
ゴキブリは家の中に棲みつきますが、倉庫や屋外にも棲息しています。
屋外では、下水升の周辺が棲息ポイントであることが多いようです。下水升はジメジメの水分だけでなく、ヘドロや油がこびりついていますので寄ってきます。
ある店舗では、夜に、屋外の下水升の蓋の隙間からゾロゾロとクロゴキブリが10匹ほど出入りしていました。
このクロゴキブリ達は、隙間を出たり入ったりと活発ですが、近づいてもライトを照らしても、ほとんど逃げようとしない感じです。車がよく通る道のすぐ横で人通りもありますので、慣れてしまっているのでしょう。
ベイト剤(毒餌)を設置したらすぐに食べ始めました。↓接写もできてしまう。それでも一心不乱に食べています。
店内のゴキブリをせっかく駆除しても、屋外にゴキブリが棲息していると、夜にトコトコ歩いて店や家に入ってきてしまいます。家の中はだけでなく、周辺も要チェックです。
ゴキブリは家の中に棲みつきますが、倉庫や屋外にも棲息しています。
屋外では、下水升の周辺が棲息ポイントであることが多いようです。下水升はジメジメの水分だけでなく、ヘドロや油がこびりついていますので寄ってきます。
ある店舗では、夜に、屋外の下水升の蓋の隙間からゾロゾロとクロゴキブリが10匹ほど出入りしていました。
このクロゴキブリ達は、隙間を出たり入ったりと活発ですが、近づいてもライトを照らしても、ほとんど逃げようとしない感じです。車がよく通る道のすぐ横で人通りもありますので、慣れてしまっているのでしょう。
ベイト剤(毒餌)を設置したらすぐに食べ始めました。↓接写もできてしまう。それでも一心不乱に食べています。
店内のゴキブリをせっかく駆除しても、屋外にゴキブリが棲息していると、夜にトコトコ歩いて店や家に入ってきてしまいます。家の中はだけでなく、周辺も要チェックです。
2010年10月11日月曜日
オオスズメバチの駆除
2010年10月6日水曜日
アメリカシロヒトリの幼虫
今夏の異常気象の影響と思われるもののひとつに、アメリカシロヒトリの幼虫の大発生があります。
蛾(ガ)であるアメリカシロヒトリは、名前が示すとおりの外来種です。その幼虫が樹木の葉を食い荒らすのです。
⇒アメリカシロヒトリの幼虫大発生
名古屋でも大発生しています。桜や桑や柿などの樹木に、一度に何百個と卵を産みつけますので、それらの樹木が多くあるところが発生場所になります。
食害スピードも速いですが、何より足が速い。MAXスピードは、ムカデまでないにしろそれに近いものがあります。毛虫ですが毛虫のスピードとは思えません。柔らかい毛なので刺すことはありません。
また、食草が広く、あらゆる木の柔らかい若葉を好んで食べていますので、発生場所から足早く移動して、庭木の葉っぱ(主に柔らかい葉)を食べられてしまうことがあるので問題です。
その移動(拡散)する時間帯に注目すると、ある程度傾向があります。
曇りや雨の日はあまり移動しないようです。晴れの日には午前10時頃から移動しはじめ、午後1時頃まで活発に移動します。
曇り後晴れの場合では、日が射しはじめて2時間後くらいから活発に移動しはじめています。
大量の卵による大量発生に加え、旺盛な食欲で樹木を食い荒す上、拡散スピードが高いが刺さない毛虫。それが外来種であるアメリカシロヒトリの幼虫の特徴です。
蛾(ガ)であるアメリカシロヒトリは、名前が示すとおりの外来種です。その幼虫が樹木の葉を食い荒らすのです。
⇒アメリカシロヒトリの幼虫大発生
名古屋でも大発生しています。桜や桑や柿などの樹木に、一度に何百個と卵を産みつけますので、それらの樹木が多くあるところが発生場所になります。
食害スピードも速いですが、何より足が速い。MAXスピードは、ムカデまでないにしろそれに近いものがあります。毛虫ですが毛虫のスピードとは思えません。柔らかい毛なので刺すことはありません。
また、食草が広く、あらゆる木の柔らかい若葉を好んで食べていますので、発生場所から足早く移動して、庭木の葉っぱ(主に柔らかい葉)を食べられてしまうことがあるので問題です。
その移動(拡散)する時間帯に注目すると、ある程度傾向があります。
曇りや雨の日はあまり移動しないようです。晴れの日には午前10時頃から移動しはじめ、午後1時頃まで活発に移動します。
曇り後晴れの場合では、日が射しはじめて2時間後くらいから活発に移動しはじめています。
大量の卵による大量発生に加え、旺盛な食欲で樹木を食い荒す上、拡散スピードが高いが刺さない毛虫。それが外来種であるアメリカシロヒトリの幼虫の特徴です。
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