ページビューの合計

2025年3月17日月曜日

春から殖える厨房のチャバネゴキブリ

気温が上昇するに連れ、殖える害虫はチャバネゴキブリ(以下、チャバネと表記)だけではありませんがチャバネはその傾向が顕著です。

繁殖の条件(高温多湿)が揃う厨房もしくは似た環境では、気温上昇に伴い数を殖やしていきます。


成虫と幼虫(体長:約15mm)


チャバネゴキブリは卵の期間が短く、おおよそ1週間以内に孵化(ふか)します。

ただし、ニワトリの卵と同じように、ある一定の温度以上でないと孵化しません。1週間以上経ったチャバネの卵は死卵となり孵ることはありません。




冬場は低温で卵が孵らない場合が多いのでチャバネは殖えない。さらに活性が低いので厨房内では比較的チャバネを見かけません。

しかし、絶滅していない限り気温の上昇に比例して殖えていきます。

火事は燃え広がってしまったら鎮火するのは大変ですが、火が小さいうちの消化、いわゆる初期消火が大切です。

チャバネの駆除も同じで、殖える前に駆除を行うことが効率的です。




キクノヨでは既に大量発生しているチャバネでも完全に駆除ができますが、まだ比較的数が少ない段階での駆除のほうが費用(見積金額)が抑えられます。

「チャバネを見かける頻度が上がってきた」と思いましたら、お早めのご相談をお願いします。

2025年3月10日月曜日

賃貸物件の害虫駆除

 3月4月は引っ越しシーズンです。

賃貸物件を契約する際の仲介業者が提出する見積書に、害虫駆除や室内消臭が記載されています。



費用は1~2万円あたりです。

対象害虫の正体とは何でしょうか?

おそらくは室内で発生する害虫の代表格であるクロゴキブリと思われます。

とりあえず虫は大嫌いなので、仲介業者が言う害虫駆除はやってもらったほうがいいのでは?と思いがちです。

結論から申しますとこの害虫駆除は無駄なので断るのが賢明です。

実態は、害虫駆除は市販品の燻煙剤を焚くだけ、室内消臭は市販品の消臭スプレーをシュッとやるだけのようです。  


ひどい場合では害虫駆除と室内消臭の料金だけ受け取っておいて、何もしないことさえあります。

まだ家具も物も何も無いガランとした部屋に、ゴキブリが隠れているわけがありません。そのような状態で燻煙剤を使用しても無意味なのがわかりますよね。

ゴキブリは生活感が出てくるとやってきます。水を使い食べ物があり、物が増えてくると隠れ場所が多くなり。

市販の燻煙剤も消臭スプレーも千円でおつりがきます。どうしてもやりたければご自身でやりましょう。

仲介業者の言う害虫駆除や室内消臭がどのような作業をするのか確認し、その作業内容が料金に見合わなかったり、不要な場合はキッパリと断りましょう。