一概にねずみ駆除といっても種類があり、一般的に駆除対象となるネズミはクマネズミ、ドブネズミ、ハツカネズミとなります。
キクノヨの例では、おおまかに80%位がクマネズミ、ドブネズミが15%でハツカネズミが5%の割合です。
ドブネズミとハツカネズミは都会では減少傾向にある一方で、クマネズミは増加傾向にあります。クマネズミは頭が良いというか警戒心が強いので、市販品を使用しても駆除できなければクマネズミと思って良いと思います。
クマネズミ(野生動物)は、人のように蓄えなど無く、猫、カラス他、まわりは自身より大きい動物ばかりの被捕食者の立場で毎日サバイバルな生活を送っています。小さな体を生かして建物内に入り込み、人間の食べものをかすめとり、うまく人間社会に順応しています。
食べものは、穀物などの植物性を好みますが、動物性の食べ物も食べます。要するになんでも食べます。好き嫌いなど言っておれば餓死してしまいますので。そうかと言って毒エサにはなかなか手を付けないしたたかさがあります。
そのように日々生き残りをかけた野生動物ですので、やすやすと駆除できる相手ではありません。
主に害虫と害獣の考察や業務上の出来事についてのブログとなります。 登場するのはペットとは対照的な動物達ですから苦手なかたにとっては気色悪いだけかと思います。 しかし、敵をやっつけるには、まず敵を知ることは大切なことです。 少しばかりの役立つ情報が見つかるかもしれません。
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2014年2月24日月曜日
2014年2月18日火曜日
生物多様性
最近、地球温暖化や生物多様性など環境に関する言葉を耳にする機会が多くなりました。
わかりやすいのが環境省のHPにあります。
⇒生物多様性(環境省)
環境が悪化する(人間が入ると)と真っ先に居なくなるのは、川魚や両生類、水生昆虫、水草などの淡水域の生物です。
川の場合では、上流域の生き物は堰やダムの影響でやられてしまいます。
本来、栄養分を多く含む中流域から下流域はさらに多種多様な生き物が存在していますが、この流域は平野部ですから人間が占拠していますので、生息地の減少や生活排水に代表される人口が多い地域での水質は保てず、やられてしまいます。
それでも、下水道の整備や工場排水の規制強化などが進むに従って、水環境は改善されてきました。
多くの種類の生き物がいるのは、長い年月をかけて、それぞれの環境に合わせて進化を遂げてきた結果です。中流から下流域の流れが緩やかで綺麗な水でしか存在できない生き物たちは、護岸整備で流れが速くなっても、水質が悪化しても生きていけません。
環境省のデータの示すとおり、もっとも絶滅の危機にさらされているのは、淡水域の生き物が多いようです。
こうして淡水域の生き物が減ると、それを食べる上位の鳥などにも影響が出てきます。
釣りに行ってボーズは悲しい、バードウォッチングに行って多くの鳥が見られない、カブトムシがペットショップでしか見られない、庭にチョウやトンボが来ない、マグロやウナギが食べられない、川には汚染に強い外来種ばかり、癒されるどころかドブ川では、身近な自然がさらに遠くなってしまうのは切ないです。
また、ある生き物が絶滅してしまうのは、人類のひとりとして、悲しいばかりかなんとも申し訳ない気持ちにもなります。
わかりやすいのが環境省のHPにあります。
⇒生物多様性(環境省)
環境が悪化する(人間が入ると)と真っ先に居なくなるのは、川魚や両生類、水生昆虫、水草などの淡水域の生物です。
川の場合では、上流域の生き物は堰やダムの影響でやられてしまいます。
本来、栄養分を多く含む中流域から下流域はさらに多種多様な生き物が存在していますが、この流域は平野部ですから人間が占拠していますので、生息地の減少や生活排水に代表される人口が多い地域での水質は保てず、やられてしまいます。
それでも、下水道の整備や工場排水の規制強化などが進むに従って、水環境は改善されてきました。
水草が繁栄しているのは水質が良い証拠。きっと魚などの生物も居ます。
多くの種類の生き物がいるのは、長い年月をかけて、それぞれの環境に合わせて進化を遂げてきた結果です。中流から下流域の流れが緩やかで綺麗な水でしか存在できない生き物たちは、護岸整備で流れが速くなっても、水質が悪化しても生きていけません。
環境省のデータの示すとおり、もっとも絶滅の危機にさらされているのは、淡水域の生き物が多いようです。
※環境省HPより
こうして淡水域の生き物が減ると、それを食べる上位の鳥などにも影響が出てきます。
釣りに行ってボーズは悲しい、バードウォッチングに行って多くの鳥が見られない、カブトムシがペットショップでしか見られない、庭にチョウやトンボが来ない、マグロやウナギが食べられない、川には汚染に強い外来種ばかり、癒されるどころかドブ川では、身近な自然がさらに遠くなってしまうのは切ないです。
また、ある生き物が絶滅してしまうのは、人類のひとりとして、悲しいばかりかなんとも申し訳ない気持ちにもなります。
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