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2020年6月22日月曜日

チャドクガの毒針毛

学校の植栽にチャドクガ(正確にはチャドクガの幼虫)が大量発生しているということで駆除に伺いました。駆除後には木を全部切り、処分するということで、庭師や造園業のような仕事となりました。


ある程度、チャドクガの幼虫を駆除したと思っていたのですが、木を切り、運ぶ際に刺されました。何しろ、範囲が広く‥(2トントラック3杯分の木を運搬した)

一部、成虫になっていたものもあり、それが全身を刺された原因かもしれない。

そもそも毒針毛(どくしんもう)が飛び散っているのでしょう。毒針毛は、わずか0.1ミリという。ダニより小さいくらいなので防ぐのは困難です。



5日経った今でも痒い!幸い痒みは徐々に収まっています。飲み薬に塗り薬でなんとか睡眠はとれます。

次に刺されるとアレルギー反応でさらに痒みが増すという。

今度、チャドクガ駆除のご依頼があった時は、なるべく刺されないように考えて臨みます。チャドクガを舐めてました。カユい!ツラい!

2020年6月15日月曜日

ムカデ侵入防止で相乗効果

東海地方は梅雨入りし、ジメジメとしてうっとうしい季節がやってきました。


ジメジメだけで済めばよいのですが、この時期は環境によりムカデの発生が多くなります。

自宅の周りにムカデの住処である、林、草地、竹やぶ等があると、ムカデが室内まで入り込んで来てしまうことがあります。



ムカデに限らずゴキブリでも同じことですが、ムカデは屋外からやってきて、外壁まわりの隙間から侵入し、壁中、床下、天井裏の空間を経由して室内へ入ってきます。

また、出入口である扉や引き戸に隙間がある場合は、直接室内へ入ってきます。

ムカデの場合は屋外性害虫のため、ゴキブリと違って建物内に居着いたり殖えたりすることはありません。ただムカデが歩いた先に家があり、たまたま室内に入り込むといった具合です。

窓を網戸もせず開け放していると、ハエやら蚊が入ってくることがありますが、それと同じことです。

厳密に言えば、ハエは匂いに釣られ蚊は吸血しにやってきますが、ムカデはそういう目的意識は無く、夜間に歩いていたらたまたま室内まで辿りついてしまうのです。

ですから、ムカデ対策でもっとも重要なのは侵入経路の徹底的な封鎖となります。侵入経路を封鎖した上で、駆除用粉剤を撒けば相乗効果が見込めます。


ムカデが駆除粉剤を1度横切ったくらいでは、硬い鎧をまとったムカデが死ぬことはありませんが、何度も駆除粉剤の上を歩けば死に至ります。