東海地方は梅雨入りし、ジメジメとしてうっとうしい季節がやってきました。
ジメジメだけで済めばよいのですが、この時期は環境によりムカデの発生が多くなります。
ムカデに限らずゴキブリでも同じことですが、ムカデは屋外からやってきて、外壁まわりの隙間から侵入し、壁中、床下、天井裏の空間を経由して室内へ入ってきます。
また、出入口である扉や引き戸に隙間がある場合は、直接室内へ入ってきます。
ムカデの場合は屋外性害虫のため、ゴキブリと違って建物内に居着いたり殖えたりすることはありません。ただムカデが歩いた先に家があり、たまたま室内に入り込むといった具合です。
窓を網戸もせず開け放していると、ハエやら蚊が入ってくることがありますが、それと同じことです。
厳密に言えば、ハエは匂いに釣られ蚊は吸血しにやってきますが、ムカデはそういう目的意識は無く、夜間に歩いていたらたまたま室内まで辿りついてしまうのです。
ですから、ムカデ対策でもっとも重要なのは侵入経路の徹底的な封鎖となります。侵入経路を封鎖した上で、駆除用粉剤を撒けば相乗効果が見込めます。
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