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2023年5月14日日曜日

雨後にムカデが多くなる?

4月5月は暑すぎず寒すぎず外出するには気持ちのいい季節ですね。

しかし、めぐり合わせでしょうが、今年の土日はやたらと天気が崩れることが多い印象です。

ムカデの発生は雨に連動していて、雨が多いとムカデとの望まぬ遭遇率は高まります。



 データ上でも雨の日が多い6月前後に苦情件数が多くなっています。

 厳密には雨が多いとムカデが殖えるというわけではなく、ムカデが動き回る機会が多くなり、人との遭遇率が高くなるということです。

※そもそもムカデの寿命は6~10年。大ムカデが急に殖えることはありません。


 //雨の日やその翌日にムカデをよく見かける理由は? //// //// 

 ムカデは夜行性です。ふだんは、草むら、落ち葉の下、笹藪の根元、石の裏など、陽の光があたらない場所に潜んでいます。

  雨の日は陽が射しません。夜行性のムカデにとって日中でも動きやすいことが、雨の日やその翌日にムカデに遭遇する理由のひとつと考えられます。

 そして、最も大きな要因として考えられるのは、大雨の日や雨が続いたりしますと、草むら等の棲家が必要以上に水浸しになってしまうことで、「棲家から逃げ出す」からではないでしょうか。梅雨時期に遭遇率が多いことからも推測できます。

 ジメジメした環境を好みはしますが、棲みかが水浸しになれば、さすがにムカデは移動を余儀なくされます。

よって、近くの人家に入り込んでしまうのです。

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 雨が降ると、せっかく撒いた駆除用粉剤は流れてしまいます。また、駆除用粉剤は大きなムカデに対して殺虫するほど強いダメージを与えられるとは思えません。

 ムカデにはしっかりとした侵入防止対策が有用です。侵入防止対策を施した上で駆除用粉剤を撒けば薬剤の効力は倍増します。薬剤は雨に強いタイプが良いでしょう。

※侵入防止対策を施して家屋に侵入し辛くすることで、駆除用粉剤の上をムカデに何度も歩かせることができ、相乗効果が得られます。