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2014年10月13日月曜日

秋に再来するネズミ

秋になってネズミが多く発生しはじめました。

生物学的に言う発生というよりも、”外気温が下がってきたために屋外にいるネズミがより暖かい建物内へ移動してくる” ということになり、ネズミを意識する機会が増えてくるということでしょうか。

渡り鳥や魚は季節によってより快適に過ごせる場所へ移動します。ネズミはそれほどの大移動ではないにしろそんな感じだと思います。人の場合は移動の代わりに衣類や冷暖房で調整ですみますが。

よって、ネズミは夏場には発生しにくいのですが、寒さが苦手(クマネズミは東南アジア原産の帰化動物)なために、この秋から冬にかけてが多く発生するということになります。

ちょこちょこ移動すると言っても、ひとたび子育てが始まると長期間居つくことになり、仔ネズミが産まれるといっそう騒がしくなってしまいます。



また、ネズミは雑食性ですが、食性は肉食よりも植物性寄りなので、冬に向かって野外の植物が少なくなることで、いっそう人間の食べものを狙うようになってくるのではないでしょうか。

一度人間界の美味しい食べ物の味をしめますと、危険を厭わずに何度でも狙ってくるところがやっかいなところです。

数多の市販品や多くの駆除業者があるのが示すとおり、ネズミは人間社会に適応してきた代表的な野生動物です。

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