田んぼや畑で害虫駆除の為に農薬を散布したら、散布前よりも害虫が殖えてしまうことがあります。この現象を農業用語で 「リサージェンス」 といいます。
リサージェンスが起こるのは、農薬が目的の害虫だけでなく、害虫を食べてくれる虫(益虫)にも作用してしまうことにより、益虫が少なくなることが原因となります。
単に殺してしまえば害虫の数が減るだろう、というものでは無く、生態系を考慮した上での駆除を行う必要があるということです。
リサージェンスというわけではないですが、ゴキブリ駆除にも裏目にでるようなことがあります。
例えば、ゴキブリにバルサンや殺虫スプレーを噴霧すると、卵を抱えているゴキブリは死ぬ間際に卵を産み落とします。(まるでエイリアン!)
これは、 ”刺激による出生率の増加” と言えます。
卵に殺虫剤を浴びさせないというゴキブリによる戦略なんでしょうか?それとも、外敵に襲われた時に卵だけは食べられないようにするという長い進化の過程の結果のことかもしれません。
また、長い間、毒エサを与え続けられたり、殺虫剤を浴びせられた結果、子孫に毒エサや殺虫剤に対して効果が無いゴキブリが出現しているようです。
これは、 ”抵抗性害虫の出現” と言えます。
いずれにしろ、ゴキブリは種の保存のために人間に負けず劣らず進化し続けているということなんでしょう。
失敗するつもりで事に臨む人はいません。良かれと思ってやったのに裏目に出る。日常的によくあることです。
主に害虫と害獣の考察や業務上の出来事についてのブログとなります。 登場するのはペットとは対照的な動物達ですから苦手なかたにとっては気色悪いだけかと思います。 しかし、敵をやっつけるには、まず敵を知ることは大切なことです。 少しばかりの役立つ情報が見つかるかもしれません。
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2017年1月1日日曜日
2016年12月7日水曜日
害虫が媒介する食中毒菌
食中毒と言いますと、気温が高く食べものが腐りやすい時期のイメージがありますが、むしろ寒い時期にも多く発生しています。
⇒食中毒は、いつ発生が多いの?
どうやら、寒い暑いに関係なく、年中、まんべんなく発生しているようです。
まず、食中毒の原因として食べものに付着する菌は、細菌性(腐りやすい時期に増殖、サルモネラ菌他)のものと、ウイルス性のものに分けられます。
冬場の食中毒の原因として、細菌ではないウイルスであるノロウイルスが有名です。ノロウイルスによる食中毒は、12~2月に集中しています。
ノロウイルスは細菌性のように気温が上がったりすることによって増殖することはなく、人の腸管のみで増殖するのが特徴です。
ノロウイルスが内包されている牡蠣の内臓を生食することや、ノロウイルスの保菌者がトイレ後の手洗いが不十分で食物に付着したりするのが食中毒の原因と言われています。
また、年末年始は宴会が多いので、飲食従事者は特に注意が必要です。
一人、もしくは小人数が腹痛や下痢にみまわれた場合は食中毒を証明することは非常に困難ですが、一度に大多数のかたに食中毒症状が出たならば、問答無用で保健所が食品提供者へ立ち入り検査が入り、営業停止のペナルティを受けてしまいます。
食中毒の予防としては、まな板の殺菌や手洗い、食品の加熱の徹底などを地道にやるしかありませんが、厨房でネズミやゴキブリが発生していますと、あちこち這いずりまわり食中毒菌を媒介しますので、これらの駆除を行うことは大前提です。
以前、ゴキブリ駆除にお伺いしていた法事専門の仕出し店が、集団食中毒を起こしてしまい廃業しました。
たしかに、衛生的にいい環境では無かったと思います。当時、おせっかいでもいいから何かアドバイスしていれば、もしかしたら食中毒は防げたのかもしれない?と悔やまれます。
これからの時期は宴会が多くなります。仕出し店に限らず集団へ同じ料理を提供する食品従事者は、くれぐれもお気をつけください。
(キクノヨ)
2016年11月7日月曜日
ネズミ駆除の御見積り
自力でのネズミ駆除が難しく、いよいよプロに依頼しようかと考える場合は、複数社から御見積りを取ることをお勧めします。
この業界に限ったことではないですが、残念ながら、まるでぼったくりのような見積金額を提出する業者がいることは耳にしますし、悪徳業者もいるかと思います。
そもそもネズミ駆除なんて相場はわかり辛いですし、アフターフォローなどの条件も業者によってまちまちですから。
最近のウェブ(ネット)上の広告にしても気を付けなければなりません。
「ネズミ駆除 ¥〇,〇〇〇~」 「駆除料金 ¥〇,〇〇〇より」
この 「~」や「より」 がクセもんですね。
たしかに、最低金額であってウソはないかもしれません。しかし、実際に見積りを取ると、その10倍以上なんてことも…
残念ながら、飲食店の飲食代やホテルの宿泊料金のように、目安にもならないようなことも多いようです。
まずは、正式な見積りを取る前に、電話やメールなどでおおよその料金を確認してください。おおよその料金さえ言えないところは、やめておいたほうがよいでしょう。
実際に見積りに来てもらって、予想以上に高い金額を提示されてガックリ。無駄足を踏むことになります。
その背景には、最近、マッチングビジネス業者(コールセンターに電話がつながる)が多くなっていることが挙げられます。もちろんマッチングビジネス自体は問題ありません。
⇒マッチングビジネスとは
マッチングビジネス業者は、紹介してナンボですから、集客に力を入れています。ウェブ広告会社といった色合いが強いと思います。
ビジネスモデルは、ウェブ上で集客したお客様候補を登録業者(害虫駆除業、外壁塗装業、ハウスクリーニング業、電気、水道、ガラス、カギ等の修理業…その他諸々)へ紹介し手数料を得ます。
お客様候補と登録業者が成約した場合に、その売上の一部をいただくといった形だったり、1件紹介するたびに登録業者から手数料をもらうという形だったりします。
特に後者の場合に問題がありそうです。いいことずくめの広告(他者より特に料金が安いとか)を出し、とにかく集客してバンバン登録業者に紹介する。1件いくらですから、その後、成約しようがしまいが関係ありません。
仕事がほしい登録業者は、手数料を払ってお客様候補を紹介してもらいますが、いいことずくめのウェブ上での広告で集客したお客様候補との隔たり(料金とか)が埋められず、マッチング(成約)率は低くなるかと予想されます。
適材適所へ、マッチングビジネスはすばらしいです。しかし、登録業者が泣いたりするようなやりかたのマッチングビジネス業者は、いずれマッチング自体が成り立たなくなり、淘汰されることでしょう。
(株式会社キクノヨ)
この業界に限ったことではないですが、残念ながら、まるでぼったくりのような見積金額を提出する業者がいることは耳にしますし、悪徳業者もいるかと思います。
そもそもネズミ駆除なんて相場はわかり辛いですし、アフターフォローなどの条件も業者によってまちまちですから。
最近のウェブ(ネット)上の広告にしても気を付けなければなりません。
「ネズミ駆除 ¥〇,〇〇〇~」 「駆除料金 ¥〇,〇〇〇より」
この 「~」や「より」 がクセもんですね。
たしかに、最低金額であってウソはないかもしれません。しかし、実際に見積りを取ると、その10倍以上なんてことも…
残念ながら、飲食店の飲食代やホテルの宿泊料金のように、目安にもならないようなことも多いようです。
まずは、正式な見積りを取る前に、電話やメールなどでおおよその料金を確認してください。おおよその料金さえ言えないところは、やめておいたほうがよいでしょう。
実際に見積りに来てもらって、予想以上に高い金額を提示されてガックリ。無駄足を踏むことになります。
■なぜ、思った料金の10倍以上なんて見積りが出てしまうのでしょうか?
⇒マッチングビジネスとは
マッチングビジネス業者は、紹介してナンボですから、集客に力を入れています。ウェブ広告会社といった色合いが強いと思います。
ビジネスモデルは、ウェブ上で集客したお客様候補を登録業者(害虫駆除業、外壁塗装業、ハウスクリーニング業、電気、水道、ガラス、カギ等の修理業…その他諸々)へ紹介し手数料を得ます。
お客様候補と登録業者が成約した場合に、その売上の一部をいただくといった形だったり、1件紹介するたびに登録業者から手数料をもらうという形だったりします。
特に後者の場合に問題がありそうです。いいことずくめの広告(他者より特に料金が安いとか)を出し、とにかく集客してバンバン登録業者に紹介する。1件いくらですから、その後、成約しようがしまいが関係ありません。
仕事がほしい登録業者は、手数料を払ってお客様候補を紹介してもらいますが、いいことずくめのウェブ上での広告で集客したお客様候補との隔たり(料金とか)が埋められず、マッチング(成約)率は低くなるかと予想されます。
適材適所へ、マッチングビジネスはすばらしいです。しかし、登録業者が泣いたりするようなやりかたのマッチングビジネス業者は、いずれマッチング自体が成り立たなくなり、淘汰されることでしょう。
(株式会社キクノヨ)
2016年10月6日木曜日
外が寒くなるとやってくるネズミ
ネズミは一年中発生しますが、ちょっと肌寒くなってきたなと感じる、ちょうど今くらいの頃からが発生することが多くなります。
屋外に棲んでいたネズミは寒さから逃れるため暖かい天井裏に移動してきます。これから寒くなる一方ですので中々出て行ってくれません。
データでは11~4月頃が特にネズミの発生率が高くなっています。発生率というよりも天井裏のネズミの定着率が高くなります。天井裏が高温になると暑すぎるためか移動していきますので、夏の定着率は低くなっています。
また、ネズミと同じように屋外に棲んでいるクロゴキブリにしても、寒さから逃れるために屋内へ入ってくる時期となります。
ダニの問題もあります。寒い季節に原因不明の痒みや発疹があり、ねずみが天井裏を走っているようでしたら、ねずみから発生するダニが痒みや発疹の原因である確率が非常に高いです。
ダニだけの駆除は難しく、ダニ発生源のねずみを駆除できればダニは自然に居なくなります。
ネズミが居てほとんど良いことはありませんが、ネズミが来るとゴキブリを食べますので、多かったゴキブリは少なくなります。唯一の良い面でしょうか。
すばしっこくて警戒心の強いネズミをやっつけることはそう簡単なことではありません。
屋外に棲んでいたネズミは寒さから逃れるため暖かい天井裏に移動してきます。これから寒くなる一方ですので中々出て行ってくれません。
データでは11~4月頃が特にネズミの発生率が高くなっています。発生率というよりも天井裏のネズミの定着率が高くなります。天井裏が高温になると暑すぎるためか移動していきますので、夏の定着率は低くなっています。
また、ネズミと同じように屋外に棲んでいるクロゴキブリにしても、寒さから逃れるために屋内へ入ってくる時期となります。
ダニの問題もあります。寒い季節に原因不明の痒みや発疹があり、ねずみが天井裏を走っているようでしたら、ねずみから発生するダニが痒みや発疹の原因である確率が非常に高いです。
ダニだけの駆除は難しく、ダニ発生源のねずみを駆除できればダニは自然に居なくなります。
ネズミが居てほとんど良いことはありませんが、ネズミが来るとゴキブリを食べますので、多かったゴキブリは少なくなります。唯一の良い面でしょうか。
すばしっこくて警戒心の強いネズミをやっつけることはそう簡単なことではありません。
2016年9月5日月曜日
スズメバチの巣(後期)
夏の暑さはやっと一段落つきました。
アシナガバチはそろそろ終わり。セミの声も聞かれなくなりました。しかし、スズメバチはこれから一段と活発化し、巣は巨大化していきます。
今頃の巣はハンドボールくらいが平均的です。
↑こちらはアシナガバチ。
↓スズメバチの巣
スズメバチの幼虫やサナギは食べることができます。珍味のハチノコです。
食べてみたい場合はお申し出ください。殺虫剤を使わず巣を取ります。
(株式会社キクノヨ)
2016年7月21日木曜日
連日のゴキブリ駆除
季節柄ネズミは大人しいのですが、ゴキブリ類は非常に活発で連日のゴキブリ駆除が続いております。
特にチャバネゴキブリは丁寧な施工が不可欠です。とても神経を使うのでこの暑さと相まって体力を消耗します。
施工経験が豊富でないと駆除は難しいので、どうしてもこの手のゴキブリの駆除が多くなってしまいます。
ご依頼者様のように、ゴキブリと顔を合わせる精神的苦痛のほうはとっくの昔に慣れましたので全くありません(笑)
以下、特に苦手なかたは目を細めてください。ゴキブリ画像があります。
自分でチャバネを駆除する場合に、嫌いだからと言ってチャバネの習性を知ろうとせず、市販品を使ったくらいではとても駆除を達成することは難しいでしょう。敵をやっつけるためには、よく敵の事を知らなければなりません。
いっぽう、ハチの巣の駆除で度々出動しております。こちらのほうは時期的にもまだ巣が小さくハチの数も少ないのでそれほど苦労はありません。
特にチャバネゴキブリは丁寧な施工が不可欠です。とても神経を使うのでこの暑さと相まって体力を消耗します。
施工経験が豊富でないと駆除は難しいので、どうしてもこの手のゴキブリの駆除が多くなってしまいます。
ご依頼者様のように、ゴキブリと顔を合わせる精神的苦痛のほうはとっくの昔に慣れましたので全くありません(笑)
以下、特に苦手なかたは目を細めてください。ゴキブリ画像があります。
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チャバネゴキブリ(成虫、幼虫)
自分でチャバネを駆除する場合に、嫌いだからと言ってチャバネの習性を知ろうとせず、市販品を使ったくらいではとても駆除を達成することは難しいでしょう。敵をやっつけるためには、よく敵の事を知らなければなりません。
いっぽう、ハチの巣の駆除で度々出動しております。こちらのほうは時期的にもまだ巣が小さくハチの数も少ないのでそれほど苦労はありません。
スズメバチの巣
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