この業界に限ったことではないですが、残念ながら、まるでぼったくりのような見積金額を提出する業者がいることは耳にしますし、悪徳業者もいるかと思います。
そもそもネズミ駆除なんて相場はわかり辛いですし、アフターフォローなどの条件も業者によってまちまちですから。
最近のウェブ(ネット)上の広告にしても気を付けなければなりません。
「ネズミ駆除 ¥〇,〇〇〇~」 「駆除料金 ¥〇,〇〇〇より」
この 「~」や「より」 がクセもんですね。
たしかに、最低金額であってウソはないかもしれません。しかし、実際に見積りを取ると、その10倍以上なんてことも…
残念ながら、飲食店の飲食代やホテルの宿泊料金のように、目安にもならないようなことも多いようです。
まずは、正式な見積りを取る前に、電話やメールなどでおおよその料金を確認してください。おおよその料金さえ言えないところは、やめておいたほうがよいでしょう。
実際に見積りに来てもらって、予想以上に高い金額を提示されてガックリ。無駄足を踏むことになります。
■なぜ、思った料金の10倍以上なんて見積りが出てしまうのでしょうか?
⇒マッチングビジネスとは
マッチングビジネス業者は、紹介してナンボですから、集客に力を入れています。ウェブ広告会社といった色合いが強いと思います。
ビジネスモデルは、ウェブ上で集客したお客様候補を登録業者(害虫駆除業、外壁塗装業、ハウスクリーニング業、電気、水道、ガラス、カギ等の修理業…その他諸々)へ紹介し手数料を得ます。
お客様候補と登録業者が成約した場合に、その売上の一部をいただくといった形だったり、1件紹介するたびに登録業者から手数料をもらうという形だったりします。
特に後者の場合に問題がありそうです。いいことずくめの広告(他者より特に料金が安いとか)を出し、とにかく集客してバンバン登録業者に紹介する。1件いくらですから、その後、成約しようがしまいが関係ありません。
仕事がほしい登録業者は、手数料を払ってお客様候補を紹介してもらいますが、いいことずくめのウェブ上での広告で集客したお客様候補との隔たり(料金とか)が埋められず、マッチング(成約)率は低くなるかと予想されます。
適材適所へ、マッチングビジネスはすばらしいです。しかし、登録業者が泣いたりするようなやりかたのマッチングビジネス業者は、いずれマッチング自体が成り立たなくなり、淘汰されることでしょう。
(株式会社キクノヨ)
0 件のコメント:
コメントを投稿