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2017年4月26日水曜日

ホームページリニューアル

本日よりホームページ(害虫駆除キクノヨ)をリニューアルしました。

スマートフォン普及の増加に伴い、スマートフォン対応サイトにしました。

グーグルのモバイルフレンドリーテストにも無事に合格しました。

これまでと内容自体はそれほど変わっていませんので、今後はもう少し充実させたいと考えています。

それでは、今後とも害虫駆除キクノヨをよろしくお願いいたします。


2017年3月26日日曜日

ムカデの棲みか

まだまだ寒い日が続いていますが、吹きつける冷たい風の中にも生暖かい風が混じっていることが時折感じられます。本格的な春近しです。

そろそろ、野外に潜む虫達が動き出す時期です。ムカデも他の虫達と同様に4月中旬頃から活発になってきます。

ムカデは大雨の降ったあとに出没することが多いのですが、草刈りや笹刈り後にも出没頻度が上がります。棲みかの草むらや笹藪を追われるためです。

ムカデ駆除で出動する現場では、例外なく近くには次のいずれかの場所があります。

草むら・笹藪・竹藪・林・ある程度大きい公園・小高い山


これらの場所がムカデの主な生息場所となります。

また、大きいムカデは小さいものに比べて行動範囲は広くなるわけですから、少々生息場所から離れている家までやってくることがあります。

一説によると大ムカデは一晩で80mも移動することがあるようです。


野外に居るムカデの室内への主な侵入ルートとしては、

・通気口等、基礎周りから、床下や壁中を経て室内へ
・玄関等、扉の隙間から、室内へ

それらの侵入ルートを封鎖すればムカデの室内での発生は防ぐことができます。

完全に侵入ルートを封鎖できれば薬剤は必要なくなりますし、完全に封鎖しきれない可能性がある場合は薬剤は補助的に使用します。(薬剤で少しでも弱らせることができれば、容易には室内まで辿りつけない)

また、床下への薬剤散布や塗布は効果はあると思いますが、あまり強い薬ですとシックハウスの危険がありますし、薬剤の効き目は時間の経過とともに落ちていきます。

ムカデ対策としては、侵入防止対策がメインとし、薬剤の使用は補助と考えて行うのがよいかと思います。

2017年2月24日金曜日

新居での燻煙剤の効果

これからの3月4月は引越しシーズンです。不安あり期待ありで新生活をスタートされるかたも多いことでしょう。

新たに賃貸部屋へ入居する際に、害虫駆除費用という項目があって、入居費用に加算されることがあります。


そもそも、不動産屋が言うところの害虫駆除とはどのようなものなんでしょうか?

色々調べてみた結果、どうやら ”バルサンのような燻煙剤を焚くだけ” といったところが大半のようです。

もし燻煙剤を焚くだけの害虫駆除費用が一万円以上するようなら、お断りするかご自身でやっておけばよいかと思います。

ご自身で燻煙剤を使用する場合は、天井に設置してある火災警報器や、キッチンの壁に設置してあるガス警報器が鳴らないように気をつけてください。 
 
 ⇒火災警報器の対処法

入居後どんな害虫に遭遇してしまうのかはしばらく住んでみないとわかりませんが、もっとも確率が高いのはゴキブリとなります。

ゴキブリは人につく屋内性害虫です。人が住む快適空間を利用しようとします。

隠れ家となる荷物が入り、水を使い、食べカスや毛を落とし、ゴミが発生し、冷暖房を使用し、…と、生活感が出てくると発生しやすくなります。人が住まなくなるとゴキブリも居なくなります。ダニにしても同じことが言えます。

ですから、特に、長い間空き部屋だった場合に燻煙剤を焚いてもあまり意味がありません。害虫駆除費用は、言えば不動産屋の小遣い稼ぎに過ぎません。


燻煙剤が効果的なのは、すでに部屋中にゴキブリやダニがたくさん発生している場合に限ります。家具も荷物もまだ入っていない部屋でゴキブリやダニがたくさん発生することは考えにくいです。

もし、ガランとした部屋でゴキブリがたくさん見受けられたら相当なトンデモ部屋ですので、燻煙剤一発ではとても収まらないと思います。

もっとも、ゴキブリの駆除に限って言えば、燻煙剤よりも毒エサ、ホウ酸団子、ホイホイ等のほうが効果的な駆除ができます。

繰り返しになりますがゴキブリは人につくので、住み始めてしばらくしてから発生しやすくなります。

例えば、入居して一ヶ月後にゴキブリが発生してしまった場合では、入居時に燻煙剤を使用しなかったせいでゴキブリが発生したというわけではなく、仮に入居時に燻煙剤を使用していたとしても結果は同じと思います。

入居時のまだ家具も荷物もほとんど入っていないガランとした部屋へ燻煙剤を使用することは、極めて効率が悪く、駆除というより、おまじない程度のものかと思います。

2017年1月24日火曜日

リサージェンス

田んぼや畑で害虫駆除の為に農薬を散布したら、散布前よりも害虫が殖えてしまうことがあります。この現象を農業用語で 「リサージェンス」 といいます。


リサージェンスが起こるのは、農薬が目的の害虫だけでなく、害虫を食べてくれる虫(益虫)にも作用してしまうことにより、益虫が少なくなることが原因となります。

単に殺してしまえば害虫の数が減るだろう、というものでは無く、生態系を考慮した上での駆除を行う必要があるということです。

リサージェンスというわけではないですが、ゴキブリ駆除にも裏目にでるようなことがあります。

例えば、ゴキブリにバルサンや殺虫スプレーを噴霧すると、卵を抱えているゴキブリは死ぬ間際に卵を産み落とします。(まるでエイリアン!)

これは、 ”刺激による出生率の増加” と言えます。

卵に殺虫剤を浴びさせないというゴキブリによる戦略なんでしょうか?それとも、外敵に襲われた時に卵だけは食べられないようにするという長い進化の過程の結果のことかもしれません。

また、長い間、毒エサを与え続けられたり、殺虫剤を浴びせられた結果、子孫に毒エサや殺虫剤に対して効果が無いゴキブリが出現しているようです。

これは、 ”抵抗性害虫の出現” と言えます。



いずれにしろ、ゴキブリは種の保存のために人間に負けず劣らず進化し続けているということなんでしょう。

失敗するつもりで事に臨む人はいません。良かれと思ってやったのに裏目に出る。日常的によくあることです。

2017年1月1日日曜日

新年の御挨拶

謹んで新年のお慶びを申し上げます。

旧年中はキクノヨをご愛顧いただき、ありがとうございました。

本年も、ご依頼者様に満足いただける駆除サービスを心がけてまいります。

害虫や害獣の災難に見舞われてしまった際に、キクノヨによる駆除サービスによって、お役に立てることができたら幸せに感じます。




皆様が御健康で御多幸の多い年となりますよう。

(株式会社キクノヨ 村井)

2016年12月7日水曜日

害虫が媒介する食中毒菌

食中毒と言いますと、気温が高く食べものが腐りやすい時期のイメージがありますが、むしろ寒い時期にも多く発生しています。

  ⇒食中毒は、いつ発生が多いの?

どうやら、寒い暑いに関係なく、年中、まんべんなく発生しているようです。

まず、食中毒の原因として食べものに付着する菌は、細菌性(腐りやすい時期に増殖、サルモネラ菌他)のものと、ウイルス性のものに分けられます。

冬場の食中毒の原因として、細菌ではないウイルスであるノロウイルスが有名です。ノロウイルスによる食中毒は、12~2月に集中しています。

ノロウイルスは細菌性のように気温が上がったりすることによって増殖することはなく、人の腸管のみで増殖するのが特徴です。

ノロウイルスが内包されている牡蠣の内臓を生食することや、ノロウイルスの保菌者がトイレ後の手洗いが不十分で食物に付着したりするのが食中毒の原因と言われています。

また、年末年始は宴会が多いので、飲食従事者は特に注意が必要です。

一人、もしくは小人数が腹痛や下痢にみまわれた場合は食中毒を証明することは非常に困難ですが、一度に大多数のかたに食中毒症状が出たならば、問答無用で保健所が食品提供者へ立ち入り検査が入り、営業停止のペナルティを受けてしまいます。

食中毒の予防としては、まな板の殺菌や手洗い、食品の加熱の徹底などを地道にやるしかありませんが、厨房でネズミやゴキブリが発生していますと、あちこち這いずりまわり食中毒菌を媒介しますので、これらの駆除を行うことは大前提です。

以前、ゴキブリ駆除にお伺いしていた法事専門の仕出し店が、集団食中毒を起こしてしまい廃業しました。

たしかに、衛生的にいい環境では無かったと思います。当時、おせっかいでもいいから何かアドバイスしていれば、もしかしたら食中毒は防げたのかもしれない?と悔やまれます。

これからの時期は宴会が多くなります。仕出し店に限らず集団へ同じ料理を提供する食品従事者は、くれぐれもお気をつけください。

(キクノヨ)

2016年11月7日月曜日

ネズミ駆除の御見積り

自力でのネズミ駆除が難しく、いよいよプロに依頼しようかと考える場合は、複数社から御見積りを取ることをお勧めします。

この業界に限ったことではないですが、残念ながら、まるでぼったくりのような見積金額を提出する業者がいることは耳にしますし、悪徳業者もいるかと思います。

そもそもネズミ駆除なんて相場はわかり辛いですし、アフターフォローなどの条件も業者によってまちまちですから。

最近のウェブ(ネット)上の広告にしても気を付けなければなりません。

「ネズミ駆除 ¥〇,〇〇〇~」 「駆除料金 ¥〇,〇〇〇より」

この 「~」や「より」 がクセもんですね。

たしかに、最低金額であってウソはないかもしれません。しかし、実際に見積りを取ると、その10倍以上なんてことも…

残念ながら、飲食店の飲食代やホテルの宿泊料金のように、目安にもならないようなことも多いようです。

まずは、正式な見積りを取る前に、電話やメールなどでおおよその料金を確認してください。おおよその料金さえ言えないところは、やめておいたほうがよいでしょう。

実際に見積りに来てもらって、予想以上に高い金額を提示されてガックリ。無駄足を踏むことになります。

■なぜ、思った料金の10倍以上なんて見積りが出てしまうのでしょうか?


その背景には、最近、マッチングビジネス業者(コールセンターに電話がつながる)が多くなっていることが挙げられます。もちろんマッチングビジネス自体は問題ありません。

⇒マッチングビジネスとは

マッチングビジネス業者は、紹介してナンボですから、集客に力を入れています。ウェブ広告会社といった色合いが強いと思います。

ビジネスモデルは、ウェブ上で集客したお客様候補を登録業者(害虫駆除業、外壁塗装業、ハウスクリーニング業、電気、水道、ガラス、カギ等の修理業…その他諸々)へ紹介し手数料を得ます。

お客様候補と登録業者が成約した場合に、その売上の一部をいただくといった形だったり、1件紹介するたびに登録業者から手数料をもらうという形だったりします。

特に後者の場合に問題がありそうです。いいことずくめの広告(他者より特に料金が安いとか)を出し、とにかく集客してバンバン登録業者に紹介する。1件いくらですから、その後、成約しようがしまいが関係ありません。

仕事がほしい登録業者は、手数料を払ってお客様候補を紹介してもらいますが、いいことずくめのウェブ上での広告で集客したお客様候補との隔たり(料金とか)が埋められず、マッチング(成約)率は低くなるかと予想されます。

適材適所へ、マッチングビジネスはすばらしいです。しかし、登録業者が泣いたりするようなやりかたのマッチングビジネス業者は、いずれマッチング自体が成り立たなくなり、淘汰されることでしょう。

(株式会社キクノヨ)