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2016年11月7日月曜日

ネズミ駆除の御見積り

自力でのネズミ駆除が難しく、いよいよプロに依頼しようかと考える場合は、複数社から御見積りを取ることをお勧めします。

この業界に限ったことではないですが、残念ながら、まるでぼったくりのような見積金額を提出する業者がいることは耳にしますし、悪徳業者もいるかと思います。

そもそもネズミ駆除なんて相場はわかり辛いですし、アフターフォローなどの条件も業者によってまちまちですから。

最近のウェブ(ネット)上の広告にしても気を付けなければなりません。

「ネズミ駆除 ¥〇,〇〇〇~」 「駆除料金 ¥〇,〇〇〇より」

この 「~」や「より」 がクセもんですね。

たしかに、最低金額であってウソはないかもしれません。しかし、実際に見積りを取ると、その10倍以上なんてことも…

残念ながら、飲食店の飲食代やホテルの宿泊料金のように、目安にもならないようなことも多いようです。

まずは、正式な見積りを取る前に、電話やメールなどでおおよその料金を確認してください。おおよその料金さえ言えないところは、やめておいたほうがよいでしょう。

実際に見積りに来てもらって、予想以上に高い金額を提示されてガックリ。無駄足を踏むことになります。

■なぜ、思った料金の10倍以上なんて見積りが出てしまうのでしょうか?


その背景には、最近、マッチングビジネス業者(コールセンターに電話がつながる)が多くなっていることが挙げられます。もちろんマッチングビジネス自体は問題ありません。

⇒マッチングビジネスとは

マッチングビジネス業者は、紹介してナンボですから、集客に力を入れています。ウェブ広告会社といった色合いが強いと思います。

ビジネスモデルは、ウェブ上で集客したお客様候補を登録業者(害虫駆除業、外壁塗装業、ハウスクリーニング業、電気、水道、ガラス、カギ等の修理業…その他諸々)へ紹介し手数料を得ます。

お客様候補と登録業者が成約した場合に、その売上の一部をいただくといった形だったり、1件紹介するたびに登録業者から手数料をもらうという形だったりします。

特に後者の場合に問題がありそうです。いいことずくめの広告(他者より特に料金が安いとか)を出し、とにかく集客してバンバン登録業者に紹介する。1件いくらですから、その後、成約しようがしまいが関係ありません。

仕事がほしい登録業者は、手数料を払ってお客様候補を紹介してもらいますが、いいことずくめのウェブ上での広告で集客したお客様候補との隔たり(料金とか)が埋められず、マッチング(成約)率は低くなるかと予想されます。

適材適所へ、マッチングビジネスはすばらしいです。しかし、登録業者が泣いたりするようなやりかたのマッチングビジネス業者は、いずれマッチング自体が成り立たなくなり、淘汰されることでしょう。

(株式会社キクノヨ)

2016年10月6日木曜日

外が寒くなるとやってくるネズミ

ネズミは一年中発生しますが、ちょっと肌寒くなってきたなと感じる、ちょうど今くらいの頃からが発生することが多くなります。

屋外に棲んでいたネズミは寒さから逃れるため暖かい天井裏に移動してきます。これから寒くなる一方ですので中々出て行ってくれません。

データでは11~4月頃が特にネズミの発生率が高くなっています。発生率というよりも天井裏のネズミの定着率が高くなります。天井裏が高温になると暑すぎるためか移動していきますので、夏の定着率は低くなっています。

また、ネズミと同じように屋外に棲んでいるクロゴキブリにしても、寒さから逃れるために屋内へ入ってくる時期となります。


ダニの問題もあります。寒い季節に原因不明の痒みや発疹があり、ねずみが天井裏を走っているようでしたら、ねずみから発生するダニが痒みや発疹の原因である確率が非常に高いです。

ダニだけの駆除は難しく、ダニ発生源のねずみを駆除できればダニは自然に居なくなります。

ネズミが居てほとんど良いことはありませんが、ネズミが来るとゴキブリを食べますので、多かったゴキブリは少なくなります。唯一の良い面でしょうか。

すばしっこくて警戒心の強いネズミをやっつけることはそう簡単なことではありません。
 

2016年9月5日月曜日

スズメバチの巣(後期)

夏の暑さはやっと一段落つきました。

アシナガバチはそろそろ終わり。セミの声も聞かれなくなりました。しかし、スズメバチはこれから一段と活発化し、巣は巨大化していきます。

今頃の巣はハンドボールくらいが平均的です。



↑こちらはアシナガバチ。

↓スズメバチの巣


スズメバチの幼虫やサナギは食べることができます。珍味のハチノコです。

食べてみたい場合はお申し出ください。殺虫剤を使わず巣を取ります。

(株式会社キクノヨ)

2016年7月21日木曜日

連日のゴキブリ駆除

季節柄ネズミは大人しいのですが、ゴキブリ類は非常に活発で連日のゴキブリ駆除が続いております。

特にチャバネゴキブリは丁寧な施工が不可欠です。とても神経を使うのでこの暑さと相まって体力を消耗します。

施工経験が豊富でないと駆除は難しいので、どうしてもこの手のゴキブリの駆除が多くなってしまいます。

ご依頼者様のように、ゴキブリと顔を合わせる精神的苦痛のほうはとっくの昔に慣れましたので全くありません(笑)

以下、特に苦手なかたは目を細めてください。ゴキブリ画像があります。







チャバネゴキブリ(成虫、幼虫)

自分でチャバネを駆除する場合に、嫌いだからと言ってチャバネの習性を知ろうとせず、市販品を使ったくらいではとても駆除を達成することは難しいでしょう。敵をやっつけるためには、よく敵の事を知らなければなりません。

いっぽう、ハチの巣の駆除で度々出動しております。こちらのほうは時期的にもまだ巣が小さくハチの数も少ないのでそれほど苦労はありません。

スズメバチの巣

2016年6月9日木曜日

ムカデやゴキブリには徹底した侵入防止対策

早くも梅雨入りした模様です。肌がジメジメして鬱陶しい季節ですが仕方ありません。

これもジメジメだけで済めばいいですが、環境によりムカデの発生が多くなります。


ムカデに限らずゴキブリでも同じことですが、ムカデやゴキブリは屋外からやってきて、外壁まわりの隙間から侵入し、壁中、床下、天井裏の空間を経由して室内へ入ってきます。

ゴキブリは屋内性害虫のため室内が汚いと居着いて殖える場合があります。たとえ室内を綺麗にしていても、侵入ルートがある限りゴキブリ侵入のリスクがあります。



ムカデの場合は屋外性害虫のため、ゴキブリと違って建物内や部屋に居着いたり殖えたりすることはありません。ただムカデが歩いていてたまたま室内に入り込むといった具合です。窓を網戸もせず開け放していると、セミ、トンボ、チョウ、カナブン等々様々な虫が入ってくることがありますが同じことです。

ゴキブリは食べものや水分があるところを求めてやって来ますが、ムカデはそういう目的意識は無く、歩いていたらたまたま室内まで辿りついてしまうのです。

それと、ムカデは番いで行動することはありません。

ですから、ムカデやゴキブリ対策でもっとも重要なのは侵入経路の徹底的な封鎖となります。

小さなムカデならともかく、大きいムカデが少しばかりの駆除用粉剤を横切ったくらいでは到底死ぬことはありません。

2016年5月16日月曜日

スズメバチの巣(初期)

暑くもなく寒くもなく、いい気候となってきました。

人間界に限らず動物達も活動的になっていることでしょう。

現在のハチの巣作りは初期の段階です。


このお庭では女王蜂1匹だけでした。

2016年4月29日金曜日

ヒメマルカツオブシムシ

非常に小さい虫ですがこの時期に発生する虫がいます。


姿形はテントウムシに似ていますが、害虫のヒメマルカツオブシムシです。

成虫

幼虫は衣類を食べる衣類害虫です。セーターに穴を開けます。

幼虫

乾燥した、絨毯や衣類、髪の毛やゴミがたまった暗いところに幼虫は棲みます。その幼虫がちょうど今時分に成虫となって飛び立ちます。

成虫がいくら可愛いテントウムシに似ていても、部屋に大量発生するのはけっして気持ちのいいものではありません。

(株式会社キクノヨ)