ネズミは何でも齧り(かじ)ますが、今回の現場は不運にも水道管を齧り、派手に漏水となったようです。二日連続で水道管を喰い破り(齧り破り)、放ってはおけないと言うことでネズミ駆除のご依頼がありました。
店舗のためか、塩ビの水道管が天井裏に配管されていました。金属製ならネズミも歯が立たなかったでしょう。
夜中のうちに水道管を食い破ったので、朝には階下は大洪水で大変だったそうです。階下の石膏ボードの天井が水で抜け落ちており、被害の大きさが見てとれます。それでも、階下もご依頼主様所有で、補償問題にはならず不幸中の幸いです。(店舗で夜中は無人)
水道管内は常に一定以上の水圧がかかっているため水道管に穴が開くと、漏水というより噴水状態になります。こんな時はいち早く止水栓(元栓)を閉じてください。
下の写真は実際にネズミが齧って漏水した水道管です。一見、穴が開いてないように見えますが、水圧がかかっているので、ネズミが齧っていき小さな亀裂ができた瞬間に水が吹き出します。
塩ビ管とは言え肉厚のある水道管を喰い破るとは(それも二日連続で!)とんでもネズミがいるもんです。実際こんなことは滅多にありませんが、駆除できるまで水道管を齧らないでくれと願いながらの業務となりました。
その後は…
水道管を齧られる前にネズミは駆除できました。めでたしめでたし。
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