古い家。
いわゆる築年数が経っている住宅はネズミが多いのでしょうか?
まず、ネズミの数が多い少ないは別として、新しい家に比べて古い家は隙間が多いのでネズミがやってきやすいのは間違いところです。
古い家での高齢者世帯のネズミ駆除依頼はありますが、多くは離れて暮らすご子息からの駆除依頼です。
ヘルパーさんに来てもらう位のお年寄りでは、自身で駆除作業は当然できませんし、たまにご子息が来て市販の毒エサを設置する程度ではネズミは居なくなりません。
室内にネズミが来ているとネズミは食品を食い荒らします。
自然界では中々得られないような美味しい食べ物の味を知っていれば狙ってやってきます。
食べ物を多く得られるほど繁殖します。
食品を出しっぱなしにしないようにする事はネズミを殖やさないためにも重要。
しかし、お年寄りだけの世帯では中々徹底できないことも。
現在の高齢者はモノを大切にする世代… 良くも悪くも、基本モノが捨てられない。
意を決して捨てる決断をしたのに、処分は億劫になり捨てられず…
結果、ネズミの隠れ家が多くなり繁殖を助長させています。
ネズミは人を観察しています。ひとたびお年寄りの動きが遅いのを見抜くとその後なめてかかります。
人前に堂々と現れたり、そこいらじゅう齧ったりとやりたい放題になります。
ネズミは不衛生でダニの大発生もあります。
家中ボロボロにされたりすると精神的苦痛も大きくなるでしょう。
ネズミが多いほど被害は大きくなりますが、たとえ1匹のネズミだったとしても被害は少なくありません。
ネズミは1匹たりとも居ないようにしなければなりません。