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2016年9月5日月曜日

スズメバチの巣(後期)

夏の暑さはやっと一段落つきました。

アシナガバチはそろそろ終わり。セミの声も聞かれなくなりました。しかし、スズメバチはこれから一段と活発化し、巣は巨大化していきます。

今頃の巣はハンドボールくらいが平均的です。



↑こちらはアシナガバチ。

↓スズメバチの巣


スズメバチの幼虫やサナギは食べることができます。珍味のハチノコです。

食べてみたい場合はお申し出ください。殺虫剤を使わず巣を取ります。

(株式会社キクノヨ)

2016年7月21日木曜日

連日のゴキブリ駆除

季節柄ネズミは大人しいのですが、ゴキブリ類は非常に活発で連日のゴキブリ駆除が続いております。

特にチャバネゴキブリは丁寧な施工が不可欠です。とても神経を使うのでこの暑さと相まって体力を消耗します。

施工経験が豊富でないと駆除は難しいので、どうしてもこの手のゴキブリの駆除が多くなってしまいます。

ご依頼者様のように、ゴキブリと顔を合わせる精神的苦痛のほうはとっくの昔に慣れましたので全くありません(笑)

以下、特に苦手なかたは目を細めてください。ゴキブリ画像があります。







チャバネゴキブリ(成虫、幼虫)

自分でチャバネを駆除する場合に、嫌いだからと言ってチャバネの習性を知ろうとせず、市販品を使ったくらいではとても駆除を達成することは難しいでしょう。敵をやっつけるためには、よく敵の事を知らなければなりません。

いっぽう、ハチの巣の駆除で度々出動しております。こちらのほうは時期的にもまだ巣が小さくハチの数も少ないのでそれほど苦労はありません。

スズメバチの巣

2016年6月9日木曜日

ムカデやゴキブリには徹底した侵入防止対策

早くも梅雨入りした模様です。肌がジメジメして鬱陶しい季節ですが仕方ありません。

これもジメジメだけで済めばいいですが、環境によりムカデの発生が多くなります。


ムカデに限らずゴキブリでも同じことですが、ムカデやゴキブリは屋外からやってきて、外壁まわりの隙間から侵入し、壁中、床下、天井裏の空間を経由して室内へ入ってきます。

ゴキブリは屋内性害虫のため室内が汚いと居着いて殖える場合があります。たとえ室内を綺麗にしていても、侵入ルートがある限りゴキブリ侵入のリスクがあります。



ムカデの場合は屋外性害虫のため、ゴキブリと違って建物内や部屋に居着いたり殖えたりすることはありません。ただムカデが歩いていてたまたま室内に入り込むといった具合です。窓を網戸もせず開け放していると、セミ、トンボ、チョウ、カナブン等々様々な虫が入ってくることがありますが同じことです。

ゴキブリは食べものや水分があるところを求めてやって来ますが、ムカデはそういう目的意識は無く、歩いていたらたまたま室内まで辿りついてしまうのです。

それと、ムカデは番いで行動することはありません。

ですから、ムカデやゴキブリ対策でもっとも重要なのは侵入経路の徹底的な封鎖となります。

小さなムカデならともかく、大きいムカデが少しばかりの駆除用粉剤を横切ったくらいでは到底死ぬことはありません。

2016年5月16日月曜日

スズメバチの巣(初期)

暑くもなく寒くもなく、いい気候となってきました。

人間界に限らず動物達も活動的になっていることでしょう。

現在のハチの巣作りは初期の段階です。


このお庭では女王蜂1匹だけでした。

2016年4月29日金曜日

ヒメマルカツオブシムシ

非常に小さい虫ですがこの時期に発生する虫がいます。


姿形はテントウムシに似ていますが、害虫のヒメマルカツオブシムシです。

成虫

幼虫は衣類を食べる衣類害虫です。セーターに穴を開けます。

幼虫

乾燥した、絨毯や衣類、髪の毛やゴミがたまった暗いところに幼虫は棲みます。その幼虫がちょうど今時分に成虫となって飛び立ちます。

成虫がいくら可愛いテントウムシに似ていても、部屋に大量発生するのはけっして気持ちのいいものではありません。

(株式会社キクノヨ)

2016年4月12日火曜日

ハチが巣づくりを開始する季節

飛翔昆虫のひとつであるハチが活動を開始する頃です。身近で害虫扱いとなるアシナガバチやスズメバチの場合は、最初は女王蜂1匹だけで営巣できる場所を物色しはじめます。

雨のあたらない木の中ほどや軒下に適当な場所はないかと探しまわります。巣づくりに良さそうな場所を見つけると、巣の材料を持ってきてせっせと巣作りを開始します。巣の材料は木の皮を剥いだものに自身の分泌物を混ぜたものだったりします。

アシナガバチと巣

ハチが営巣場所を探す時期としては4月初旬頃から遅くても5月末あたりまでとなっています。6月以降はほとんど新たに巣を作りはじめることがありません。例外として、巣が壊れたり襲われたりした場合は新たに作り直すことがあります。

ですから、6月以降に巣が確認されなければ、その年はハチが巣をつくる心配は無いということになります。5月末頃に一度庭を見回ってみて、ハチの巣は無ければその後は安心できます。しかし、この頃のハチの数は1~4匹程度であり、巣はまだまだ小さいので見つけにくくなっています。

問題になるのは、巣が大きくなってハチの数が大量の状態です。巣が急に大きくなりはじめる9月以降に巣の存在に気づいて、その時にはかなり危険な状態となっている、といった場合はよくあることです。


スズメバチの場合では10~11月頃が巣の大きさ、ハチの数ともピークとなり、より攻撃的になるので、毎年ハチに襲われたとニュースになるのはこの頃が多くなります。ニュースになるのは食中毒と同じで大人数の被害の場合が多いので、実際には知らないところで多くのかたがハチに刺されていると思われます。

ピークの10~11月頃に向かってのハチ達の活動開始の季節は、ちょうど今頃から。といったお話しでした。よろしくお願いします。


2016年3月29日火曜日

ムカデの発生時期

まだ寒い日はありますが、桜がチラホラ咲きはじめ、日に日に春めいてきました。

害虫に限らず虫達は、暖かい日を選んで活動するようになっていきます。


ムカデは、害虫の中でも見た目の不快さというか、不気味さ加減は他の害虫を圧倒しています。



中部地方の一年を通してのムカデの発生傾向は、梅雨時をピークに概ね下記のようなグラフとなります。


激しく雨が降る日と、その翌日に出没することが多いので、雨が多い年(月)にはどうしてもムカデが多くなります。多くなるというのは生息数自体のことではなく、草むらや竹藪にいるムカデが出歩くことが多くなり、人家に入り込んだりして人の目に触れるケースが多くなるといった意味となります。

見た目の不快感だけでなく、咬みつきによる実害があるのは広く知られているところだと思います。ハチと同様に毒を持っていますので、不運にも咬まれてしまいますと、ハチと同程度かそのサイズによってはハチ以上に患部が腫れてしまうことがあります。

ハチと同じようにアナフィラキシーショックの可能性があることはあまり知られていないでしょうか。一度でもムカデに咬まれたことがあるかたは、今後は特に咬まれないように注意しなければなりません。「二回目のハチ刺されは危険!」と同様、二回目のムカデ咬まれは危険ということになります。

昼行性のハチと違ってムカデは夜行性なので、ある意味ハチ以上にやっかいな存在かもしれません。夜中にこっそりと忍び込んできて寝込みを襲われたら注意しようがありませんので。

キクノヨでは費用対効果が高く、効率的な方法でムカデ被害を抑えます。