名古屋市内やその近郊では、アナグマの生息は無いと思われます。
アライグマやタヌキはクライミング能力は低く、ハクビシンは高い。
イタチはクライミング能力はそこそこです。
従いまして天井裏に大きい動物が居る場合、その動物の正体は、9割以上の確率でハクビシンとなります。
ネズミやイタチもそうですが、野外が寒くなる冬場は、暖かな建物内に長く居ついてしまいます。
今シーズンの冬は寒そうなので、例年に比べて長く居ついてしまうかもしれません。
主に害虫と害獣の考察や業務上の出来事についてのブログとなります。 登場するのはペットとは対照的な動物達ですから苦手なかたにとっては気色悪いだけかと思います。 しかし、敵をやっつけるには、まず敵を知ることは大切なことです。 少しばかりの役立つ情報が見つかるかもしれません。
名古屋市内やその近郊では、アナグマの生息は無いと思われます。
アライグマやタヌキはクライミング能力は低く、ハクビシンは高い。
イタチはクライミング能力はそこそこです。
従いまして天井裏に大きい動物が居る場合、その動物の正体は、9割以上の確率でハクビシンとなります。
ネズミやイタチもそうですが、野外が寒くなる冬場は、暖かな建物内に長く居ついてしまいます。
今シーズンの冬は寒そうなので、例年に比べて長く居ついてしまうかもしれません。
今回のご相談は、大きなスズメバチが地面のほうへ飛んでいくが巣は確認できないということでした。
巣を探すところから開始です。
この時期のオオスズメバチの数は300匹以上はいるでしょう。
オオスズメバチは主に地中に営巣します。巣のあたりを踏んでしまったら最後です。一気に襲ってきます。
冷や冷やしながら探索すると偵察バチがやってきました。巣は近い証拠です。
オオスズメバチ1匹だけでも大きな羽音です。
偵察バチを刺激しないよう静かに歩いていくと、
巣が見つかりました。
400匹以上と格闘。
約30分かけて駆除は成功!
オオスズメバチは地中に巣を作る場合が多いですが例外もあります。
今回は地中の巣なのでスコップで掘り起こします。
名古屋市近辺でのスズメバチの巣のサイズは、バラつきがありますがハンドボールくらいが平均サイズです。
ハチの数は40匹くらいです。
体長2センチほどですが大量発生する不快害虫です。
不快害虫とは、ムカデやハチのように噛んだり刺したりの実害はないですが、気色悪い害虫という意味です。
足はけっこう速く室内にまで来てしまうことがあります。
チラホラとハチの巣駆除のご依頼があります。
スズメバチやアシナガバチは、4~5月にかけて女王バチ1匹で巣作りをはじめます。
まだ、巣作りを開始したばかりの時期ですので巣は小さく、女王バチ1匹のようです。
家の外壁周りや植栽を点検してみてはいかがでしょうか。
まだハチは1匹なので簡単に駆除できます。