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2021年5月21日金曜日

長梅雨でムカデが多くなる?

 今年度の梅雨入りは例年に比べてかなり早いようです。だからと言って梅雨明けが早まるわけではない予報だそうです。要するに長梅雨になる予報です。

 ムカデの発生は雨に連動していて、雨が多いとムカデとの望まぬ遭遇率は高まります。


 データ上でも雨の日が多い6月に苦情件数が多くなっています。

 厳密には雨が多いとムカデが殖えるというわけではなく、ムカデが動き回る機会が多くなるということです。(ムカデの寿命は6~10年)


 //雨の翌日にムカデをよく見かける理由は? //// //// 

 ムカデは夜行性でジメジメとした場所を好みます。ふだんは、草むら、落ち葉の下、笹藪の根元、石の裏など陽の光が当たらないようなところに潜んでいます。

 夜行性とは言え、雨の日は陽が射さないので、日中でも動きやすいことが要因の中のひとつと考えられます。

 そして、最も大きな要因として考えられるのは、大雨の日や雨が続いたりしますと、草むら等の棲家が必要以上に水浸しになってしまうことで、「棲家から逃げ出す」からではないでしょうか。梅雨時期に遭遇率が多いことからも推測できます。

 ジメジメした環境を好みますが、お魚ではないので水浸しになるほどの過剰な水分は好みません。

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 強い雨が降ると、せっかく撒いた駆除用粉剤は流れてしまいます。また、駆除用粉剤は大きなムカデに対して殺虫するほど強いダメージを与えられるとは思えません。

 ムカデにはしっかりとした侵入防止対策が有用です。侵入防止対策をした上で駆除用粉剤を撒けば、駆除用粉剤の効力も倍増します。

 たとえ、完璧な侵入防止策が成されなくても、侵入防止対策を施して家屋に侵入し辛くすることで、駆除用粉剤の上をムカデに何度も歩かせることができ、相乗効果が得られます。