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2020年10月20日火曜日

家ネズミは秋にやってきます

野外に棲むネズミは、気温が下がると暖かな屋内目指してやってきます。

住宅においては、11月以降にやってくる場合が多いです。

ネズミは野外にも屋内にも棲むため、半野外性の動物と言われます。

人は上着を羽織ったり暖房器具で厳しい寒さを凌ぎますが、人以外の哺乳類はその術がありませんので、暖かい場所へ移動もしくは冬眠という手段で冬を乗り切ります。

近年、温暖化の影響か都会では雪はあまり降らなくなりましたが、0℃近くにはなりますので冬が厳しいのは変わりありません。
 
問題となるネズミとは、ほぼ100%近くクマネズミです。クマネズミは東南アジア原産で寒さには弱いです。


暖かい国の外来生物は、日本の冬を越せるかどうかが日本に定着してしまうかどうかの分かれ目です。クマネズミは暖かい建物を利用して冬を乗り切ることで、日本に長く定着しています。

もし、天井裏でゴソゴソとネズミのような気配(けはい)があったならば、少し様子を見るのが得策です。

ネズミは、その天井裏が居心地が良いかどうか吟味します。気に入らなければ、数日から一週間程度で出ていってしまうケースが多くありますので。

もし、一週間以上経っても天井裏でゴソゴソやっているようであれば、ネズミが居ついてしまった可能性がありますので駆除を考えます。

寒さの苦手なクマネズミが居着いてしまったら、暖かくなる春まで中々出ていってくれません。

ネズミ駆除の市販品(殺鼠剤、粘着シート等)は、ホームセンターやドラッグストアで手にはいります。ネットで検索しますと、選択に困るほど数多くのネズミ駆除製品がヒットします。


市販品で駆除できなかったり、とにかく早く駆除したい場合は駆除業者への依頼を考えます。

駆除業者に依頼するにしても、駆除業者の効果は市販品と同様にまちまちです。

料金だけにとらわれず、ネズミを完全に駆除できるかどうかや、ネズミが再発した場合に料金がかかるかどうか等、無用なトラブルを避けるためには、要点をしっかり確認してから依頼することが肝要です。