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2008年7月29日火曜日

蜂の子の味

 高級珍味のひとつである”はちのこ”(蜂の子)。蜂の駆除をしたら食べなければもったいない。もちろん、食べる場合は殺虫剤を使わないで蜂の巣を回収します。この時期はまだ巣が小さく、幼虫(はちのこ)の数が少ないので、塩炒めで食べることに。味は鼻に抜ける香りがピーナッツぽいところがあって、ねっとりした食感です。特に美味しいとか不味いとかではなく、高タンパクでウナギのようにスタミナがつきそうで、ありがたい珍味、酒の肴といった感じでしょうか。

 食べていると生焼けだったのか、ものすごく生臭いものが混じっていました。吐き出しましたが口の中の余韻は何とも言えない生臭み感でした。はちのこは生食もするそうですが、市街地で駆除するスズメバチの巣は、コガタスズメバチやヒメスズメバチが多いので、長野や岐阜の山奥でお土産としての蜂の子やスズメバチとは種類が違い、味は少々(だいぶ?)違うのではないでしょうか。とにかく、今回のスズメバチは生食はかなりきつい臭みです。

 生食全般に言えますが、熱を通したもに比べて多少の危険を含みます。例えば、アユの背ごしやイワナの刺身などの川魚は酒の肴には最高ですが、寄生虫の心配があります。(養殖ものは寄生虫が棲みにくい環境にあるのでかなり安全なようです。)

 ある呑んべえは寄生虫の心配より珍味への興味が勝り、アルコールで殺菌されるから大丈夫!と自分に言い聞かせます(笑)。でもやっぱり、淡水魚と昆虫はしっかり熱を通して食べるのが無難ですね。今回は生焼けの蜂の子を食べてしまいましたが、ちょっぴりなので大丈夫でしょう! たぶん…(笑)

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