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2022年2月16日水曜日

賃貸の害虫駆除と室内消臭は不要

3月4月は引っ越しシーズンです。

この時期は仲介業者を通して、お部屋を借りる場面が多く出てくることでしょう。

賃貸物件を契約する際の仲介業者が提出する支払い明細書に、害虫駆除や室内消臭が記載されています。

費用は1~2万円あたりです。

害虫駆除に関してですが、その害虫の正体とは何でしょうか?

おそらくは室内で発生する害虫の代表格であるクロゴキブリと思われます。

とりあえず虫は大嫌いなので、仲介業者が言う害虫駆除はやってもらったほうがいいのでは?と思いがちです。

結論から申しますと、この害虫駆除は無駄なので断るのが賢明です。

実態は、害虫駆除は市販品の燻煙剤を焚くだけ、室内消臭は市販品の消臭スプレーをシュッとやるだけのようです。  

ひどい場合では害虫駆除と室内消臭の料金だけ受け取っておいて、何もしないことさえあります。

まだ家具も物も何も無いガランとした部屋に、ゴキブリが隠れているわけがありません。そのような状態で燻煙剤を使用しても無意味なのがわかりますよね。

市販の燻煙剤も消臭スプレーも千円でおつりがきます。どうしてもやりたければご自身でやりましょう。

詳しくは過去の記事にも↓

 ⇒賃貸の害虫駆除・室内消臭

不動産仲介が言う、害虫駆除や室内消臭がどのような作業をするのか確認し、その作業内容が料金に見合わなかったり、不要な場合はキッパリと断りましょう。

2022年2月5日土曜日

都市化に対応するカラスとネズミ

都市化が進むにつれ野生動物の減少が叫ばれる中、都市化に対応して増え続ける野生動物の代表といえば、カラスとネズミ(主にクマネズミ)が挙げられます。

カラスが収集の為に路上に出された生ゴミを荒らす姿は多く見かけるようになりました。しかし、嫌われ者のカラスといっても、まだ本格的な駆除の対象になっていません。

カラスはネズミと違って野外の活動ですし、巣は林や森(カラス山)にあり、そこから都市部に飛んでくるので、自然の一部としての野生動物の位置づけでしょうか。

いっぽう、ネズミは建物に入り込み人間との距離が非常に近く、野生動物といっても都市のまん真中(ビルや地下街など)でも棲息し、悪さをしています。

人と同じ哺乳類であるにもかかわらず、殺すのは可哀そうだからと特に反対されることもなく、野生動物を殺す上での道徳にも問われる事もなく、ホームセンターやドラックストアでは多くのネズミ駆除の品々が並び、誰もが自由に駆除してもよい唯一の動物です。

身近な家屋や都心に蔓延っているので野生動物というには適切でないかもしれませんが、飼育してるわけでもないので、野生動物という位置づけになるのでしょうか。



☆ネズミの習性について。

ネズミは夜行性であまり人前に姿を現しません。カラスが表ならネズミは裏といえます。

カラスもネズミも人を観察しています。

ネズミを怖がっていると、ネズミは人を舐めて「隠れるのは面倒臭さいよ」とばかりに人前に堂々と出てくる傾向が強いです。

同様に、動きの遅いお年寄りに対しても「こっちのほうが足は数倍速いよ」と思っているのか、堂々姿を現します。

人を個別で認識しています。

時折、TVニュースで見かける猿が観光客の持つ食べ物を狙う映像。狙われるのは怖がる女性やお年寄りが多いのと似ています。

犬も猫も同様で、知能が高い動物は、自身に危険が及ばないと察すれば大胆になっていきます。要するに犬猫なら人に懐き、ネズミなら人をナメてくる。

ネズミに出くわした時に、キャーと言って逃げるのは、結果、ネズミを嫌がる人こそネズミとの距離が近くなってしまいます。