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2009年9月28日月曜日

秋は繁殖の季節

 まもなく紅葉の季節です。年々、温暖化(?)により多少先にずれ込んでいますが、2000メートル級の山々でぼちぼち、1000メートル級では1ヶ月後あたりが見頃でしょうか。

 冬枯れの前の美しい紅葉。散る前の一瞬の輝き。
              
 短命の動物たちにとって紅葉になぞらえると、散る前の一瞬の輝きとは繁殖にあたるかもしれません。例えば渓流魚のヤマメやイワナであったり、ニジマスやアユであったり。

 ゴキブリも例外ではありません。ご家庭にでるクロゴキブリは冬にはあまり出没しないものです。1年中卵を産むとは言え特に秋に卵を多く産み付けます。

 真夏の頃に比べて動きが鈍いとはいえ秋には卵を産みまくりますので、夏以上に油断なりません。秋にしっかり駆除できているかが、来春のゴキブリの出没の多少にかかわります。卵を産みつける前での駆除が望ましいのです。

 ヤマメやアユは、秋から冬は釣りなども含めて禁漁期間です。卵を持った親魚を保護するためです。卵を持った魚は資源確保のために大切です。
 
 黙っていても殖えてしまうゴキブリ。卵をよく産むこの時期の駆除が大切ということがいえると思います。

2009年9月15日火曜日

チャバネゴキブリ駆除~キクノヨ

 チャバネゴキブリって中々減りませんよね~

 減らない理由として、第一に、その繁殖力が挙げられます。1個の卵(正確には卵鞘といい、カマキリみたいな卵の集合体)から30~40匹の子ゴキが生まれる。親ゴキは卵を頻繁に産む。死ぬ間際には抱えてる卵を産み落としてから死ぬ…etc.

 第二に、薬剤(食毒)に対して抵抗性を持ってしまっている為に、薬剤が効きにくいことが挙げられます。特にチャバネゴキブリは集団を形成し、ライフサイクル(世代交代)が早いので、メーカーの薬に抵抗性を持つチャバネゴキブリが現れてしまいます。

 メーカーが薬剤を開発 ⇒ やがてチャバネゴキブリが抵抗性を持つ ⇒ それに対抗する為にメーカーは新たに薬剤を開発 ⇒ 新開発の薬にもやがて抵抗性を持つ と繰り返されます。

 また、ゴキブリの嗜好性の問題もあります。場所場所によって食べない薬剤もあります。
 

 キクノヨでは…


 ゴキブリの巣を探し、巣にスプレーで徹底的に殺虫します。さらに喰いつきの良いベイト剤を設置します。

 この2点が柱で、完全駆除 ~ ほぼ0匹レベルになります。ほぼ0匹という表現になってしまうのは、チャバネゴキブリは、段ボールやP箱やビールケースなどに紛れて侵入してきます。

 但し、ほぼ0匹レベルにもっていくまでは時間がかかる場合もあります。床がいつも濡れている、厨房の温度が高い、ゴキブリの隠れる隙間やモノが多い、掃除が行き届いていない、などゴキブリが殖える条件が多いほど時間がかかります。

 このように、中々減らない理由がちゃんとあるチャバネゴキブリでも、最終的に居なくなります。

 

2009年9月5日土曜日

スズメバチの巣作り状況(5)

 現在のスズメバチの巣の大きさは、ハンドボール~バレーボール位になっています(ソフトボール位の小さいものもあります)。

 これから秋は、巣も大きくなり1年のうちで一番スズメバチが活発になる季節です。ハチの数も増え、巣の防衛のために攻撃的にもなっていきます。

 陽射しも弱まり、涼しくなると庭木の剪定をすることが多くなるかと思います。その際、知らない間に作られた木の中ほどにあるスズメバチの巣にはご注意ください。 











↓以下はアシナガバチの巣





2009年9月3日木曜日

ヤモリのフン

以前にネズミを駆除した会社から連絡がありました。社員食堂に設置してあるゴキブリホイホイに子ネズミが捕まっているとのこと。

ホイホイの粘着力でネズミがひっつくかな?ハツカネズミがホイホイにくっついたのは見たことありますが、ここで駆除したのはクマネズミです。

ホイホイの隙間から黒光りするゴキブリとは明らかに違うものがうごめいているという。子ネズミっぽいとのことです。

さて、

正体は、ヤモリでした。

とりあえず、ネズミでなくてよかった。

ヤモリは、蛾やクモ、小さなゴキブリなどの住まいの虫を食べてくれる益虫であり、漢字では「家守」「屋守」。家を守ってくれるものとされています。

助けようと、手を咬みつかれたりしながら、ホイホイからなんとか引き剥がして逃がしてあげました。

ヤモリとネズミは全然似てないですが、嫌いな方は直視できないものです。

以前にも、別の現場でのことですが、ネズミがいると言われて見てみるとコウモリだったり、巨大ネズミが居ると言われて正体はハクビシンだったり(笑)。

ここまでは全然似てないですが、似ているものもあります。

家の周りにある黒いフン。ネズミのフンとヤモリのフンはよく似ています。ただ、ヤモリのフンはパサパサで、手で軽く押すと粉々になりますから違いはよくわかります。

 ネズミのフンとコウモリのフンも良く似ています。コウモリのフンもヤモリほどではありませんが、パサパサで同様に粉々になります。

 従って、イモリのフンとコウモリのフンは非常によくにていますが、コウモリは群れで居ますので、フンがまとまって多くある場合はイモリでなくコウモリのフンと推測できます。

家の周りで、黒くて(灰色)、やや細長く、困る位の大量のフンがあるなら、イモリでなくコウモリで間違いないと思います。フンの山の頭上を日没ごろ観察してみてください。コウモリが飛び立っていくと思います。