2025年12月31日(水) ~ 2026年1月4日(日)
(株式会社キクノヨ)
主に害虫と害獣の考察や業務上の出来事についてのブログとなります。 登場するのはペットとは対照的な動物達ですから苦手なかたにとっては気色悪いだけかと思います。 しかし、敵をやっつけるには、まず敵を知ることは大切なことです。 少しばかりの役立つ情報が見つかるかもしれません。
2025年12月31日(水) ~ 2026年1月4日(日)
ようやく夏が終わったと思ったら冬のような寒さです。
今後日本は、春と秋が短くなっていくのが当たり前となっていくのでしょうか。
ネズミは自然に居なくなることもありますが、一度気に入ってしまうと棲家にしてしまい中々居なくなってくれません。特に冬場はそうなります。
夏にはネズミが自然と居なくなる住宅が大半です。天井裏が高温になり過ぎるために快適な場所を求めて移動するのでしょう。
冬場にネズミが居なくならないのは、屋外の寒さが厳しいからに他なりません。
ネズミに嫌がらせをしたとしても、凍え死ぬよりはマシなんでしょう、暖かい天井裏に固執し、しっかり戻ってきます。
暑くて長い夏がようやく終わり、気温が急激に低下してきました。
今年は秋が短くて冬が早くやってくるとか、、
過ごしやすい季節が短くなっています。
寒くなってきたら人は上着を羽織ったり暖房器具を使用します。ネズミはその術がありませんので暖かい場所へ移動してきます。
住宅においては寒さが堪えてくる11月以降に侵入してくる場合がほとんどです。
侵入してくる種類はほぼクマネズミです。東南アジアが原産で寒さには弱いネズミです。
今年の夏は暑かった。
6月頃からずっと暑い。
毎年のように記録を更新する暑さが続いています。
来年以降は記録更新しないまでも、これくらいの高気温は当たり前と思って覚悟していたほうが良いでしょう。
9月に入ってもまだまだ暑いですが、さすがに気温は下がってくるでしょう。
クロゴキブリ(以下ゴキブリに略)は少し暑さが落ち着くと活発化します。
それでは、なぜ9月がゴキブリが最もやってきやすい月となっているのでしょうか。
以下、ゴキブリにとっての適温と、9月の温度(夜間)を見てみましょう。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーークロゴキブリの適温は**約25〜28℃**で、この温度で最も活発になりますが、20℃以上の環境であれば1年中生息可能です。30℃以上で活動はさらに活発になり、32℃を超えると動きが鈍り始め、42℃以上で死滅します。
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※要約すれば、ゴキブリは気温25~32℃が最も活発になるということです。
ゴキブリは夜行性のため、夜間に野外からやってきます。陽が射さない時間帯に活動します。
ゴキブリが活動する時間帯の気温が、計ったように25~32℃に収まっています。
活動的になると市販品だけでは防ぎきれません。
室内に死骸が転がっていたり弱っていれば市販品は効いていることになりますが、室内には来ています。
やはり侵入防止対策を行った上で、補助的に市販品を使用することがゴキブリ対策としては最強となります。
昨シーズンはスズメバチが少なかった年でした。駆除の依頼は例年の1/3くらいでした。
今シーズンは例年並みに戻りました。
今の時期の巣の平均サイズはソフトボール大くらいになっています。
スズメバチの巣
スズメバチの数は平均30匹くらい。
スズメバチが飛んでるなぁと行先を追うと、、巣を発見!
巣が大きくなりハチの数も殖えてきたので、今まで気づかなかったスズメバチの巣が発見されるようになってきました。
近年の夏は最高気温が30℃だったら涼しい日だなあと思えてしまう。
暑さに対しての感覚がマヒしてきています。
例年は梅雨明けと同時に地中から出てくるセミですが、
そうは言っても、基本的には気温が高いほど虫達は活発化します。
害虫の代表的存在であるゴキブリは大喜び?で動き回ってます。
アリも例外ではなく、駆除のお問い合わせが多くなっています。
室内に行列を作るアリは2~3mmと非常に小さい場合が多いので、完璧な侵入防止策は厳しいかと思います。窓や網戸のちょっとした隙間などから室内に入ってきます。市販品を使用してはみたもののアリの行列が収まらない場合は、キクノヨまでお問い合わせください。
しっかり小型アリを駆除します。