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2025年10月22日水曜日

ネズミは秋にやってくる

暑くて長い夏がようやく終わり、気温が急激に低下してきました。

今年は秋が短くて冬が早くやってくるとか、、

過ごしやすい季節が短くなっています。



寒くなってきたら人は上着を羽織ったり暖房器具を使用します。ネズミはその術がありませんので暖かい場所へ移動してきます。

住宅においては寒さが堪えてくる11月以降に侵入してくる場合がほとんどです。

侵入してくる種類はほぼクマネズミです。東南アジアが原産で寒さには弱いネズミです。



暖かい国の外来生物は、日本の冬を越せるかどうかが日本に定着してしまうかどうかの分かれ目です。

クマネズミは暖かい建物を利用して冬を乗り切ることで日本に長く定着しています。また、トラップに引っかからない知能を持っています。

天井裏でゴソゴソとネズミの気配(けはい)があったならば、少し様子を見るのが良いかもしれません。

ネズミは居心地が良いかどうか吟味し、気に入らなければ数日から一週間程度で出ていってしまうケースが多くありますから。

もし、二週間以上経っても毎晩のように天井裏でゴソゴソやっているようであれば、ネズミが居ついてしまった可能性があります。

寒さの苦手なクマネズミが居着いてしまったら、暖かくなる5月頃まで中々出ていってくれません。 ※より良い棲みかが見つかったら引っ越すかもしれません。

ネズミが居ついてしまったら駆除方法を考えます。

ネズミ駆除の市販品(殺鼠剤、粘着シート等)は、ホームセンターやドラッグストア、ネットショップで手に入ります。

グーグル検索しますと選択に困るほど数多くのネズミ駆除製品がヒットします。


数多くの種類のネズミ駆除製品があるということは、裏を返せばどの製品も決め手に欠けるということになります。

先ほども申しましたが、クマネズミはトラップに引っかからない知能がありますので、何を選択しても効果があるということではけっしてありません。

市販品の効果を発揮するためには、製品選択だけでなく設置場所が重要になります。要するに適材適所が求められます。

市販品で駆除できなかったり、早く駆除したい場合は業者への依頼を考えると思います。


業者に依頼するにしても業者の効果は市販品と同様にまちまちです。

業者を検討する場合は、料金だけでなくネズミを完全に駆除できるかどうかや、ネズミが再発生した場合に追加料金がかかるかどうか等を確認します。

無用なトラブルを避けるためにも、要点をしっかり確認してから依頼しましょう。

2025年9月5日金曜日

ゴキブリは9月に多くやってくる

今年の夏は暑かった。

6月頃からずっと暑い。

毎年のように記録を更新する暑さが続いています。

来年以降は記録更新しないまでも、これくらいの高気温は当たり前と思って覚悟していたほうが良いでしょう。

9月に入ってもまだまだ暑いですが、さすがに気温は下がってくるでしょう。

クロゴキブリ(以下ゴキブリに略)は少し暑さが落ち着くと活発化します。

それでは、なぜ9月がゴキブリが最もやってきやすい月となっているのでしょうか。

以下、ゴキブリにとっての適温と、9月の温度(夜間)を見てみましょう。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーークロゴキブリの適温は**約25〜28℃**で、この温度で最も活発になりますが、20℃以上の環境であれば1年中生息可能です。30℃以上で活動はさらに活発になり、32℃を超えると動きが鈍り始め、42℃以上で死滅します。

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※要約すれば、ゴキブリは気温25~32℃が最も活発になるということです。


ゴキブリは夜行性のため、夜間に野外からやってきます。陽が射さない時間帯に活動します。


下記は9月4日(金)夕方  ~  9月5日(土)朝方までの温度変化です。(名古屋)



ゴキブリが活動する時間帯の気温が、計ったように25~32℃に収まっています。

活動的になると市販品だけでは防ぎきれません。

室内に死骸が転がっていたり弱っていれば市販品は効いていることになりますが、室内には来ています。

やはり侵入防止対策を行った上で、補助的に市販品を使用することがゴキブリ対策としては最強となります。

2025年7月31日木曜日

スズメバチの駆除依頼が多くなってきました

昨シーズンはスズメバチが少なかった年でした。駆除の依頼は例年の1/3くらいでした。

今シーズンは例年並みに戻りました。

今の時期の巣の平均サイズはソフトボール大くらいになっています。

スズメバチの巣

スズメバチの数は平均30匹くらい。

スズメバチが飛んでるなぁと行先を追うと、、巣を発見!

巣が大きくなりハチの数も殖えてきたので、今まで気づかなかったスズメバチの巣が発見されるようになってきました。









アシナガバチの巣



エサや巣の材料を求めて、スズメバチが木に群がるケースもあります。





今の時期の名古屋市及び近郊でしたら、スズメバチの巣の駆除料金は15,000円以内で収まります。

駆除料金が10万円以上もする業者の話しを時々耳にします。

巣に近づかなければ直ぐに危険ということはありません。ぼったくり業者には注意してください。

2025年7月9日水曜日

アリの大行列

近年の夏は最高気温が30℃だったら涼しい日だなあと思えてしまう

暑さに対しての感覚がマヒしてきています。

例年は梅雨明けと同時に地中から出てくるセミですが、


猛暑暑のせいなのかどうか?羽化が失敗。


今年の夏はセミの鳴き声が少ないかもしれません。

そうは言っても、基本的には気温が高いほど虫達は活発化します。

害虫の代表的存在であるゴキブリは大喜び?で動き回ってます。

アリも例外ではなく、駆除のお問い合わせが多くなっています。

     

室内に行列を作るアリは2~3mmと非常に小さい場合が多いので、完璧な侵入防止策は厳しいかと思います。窓や網戸のちょっとした隙間などから室内に入ってきます。

また、こうした小さなアリは屋外ばかりでなく建物内に巣をつくる場合があります。

小さいながらも頻繁に室内にアリが発生するのは不快です。

市販品を使用してはみたもののアリの行列が収まらない場合は、キクノヨまでお問い合わせください。

しっかり小型アリを駆除します。

2025年6月11日水曜日

ヤスデの大発生

梅雨の時期にヤスデが大発生することがあります。

梅雨時と秋の2回発生しますが、梅雨のほうが秋に比べて大発生しやすいです。





小型の割にけっこう足が速いので室内まで入ってきてしまい問題になります。

近くに枯草が溜まっている場所や草地はありませんか?そこで発生しています。

2025年5月6日火曜日

ネットで探した害虫・害獣駆除業者には注意!

近年は電話ばかりでなくネットを通じての詐欺も横行しています。

害虫害獣駆除業者も同様に、高額過ぎたりの詐欺まがいの業者が紛れています。

特に10代20代、後期高齢者(75歳以上)のかたは騙されやすい傾向にあります。慌てて依頼する前に一度冷静になりましょう。



下のリンクは国民生活センターに寄せられた事例となります。

   ⇒ネット価格と全然違う!?害虫・害獣駆除のトラブルにご注意

   ⇒【広告の格安料金に要注意!】作業後に高額請求する害虫駆除トラブル


また、店舗があっても害虫駆除系は要注意です。スズメバチ駆除で10万円以上したというのを聞きました。

   不要な工事の持ちかけか…


2025年4月21日月曜日

羽アリの正体はシロアリなのか?

大きいサイズの羽アリが大発生した場合は、その正体はシロアリの可能性が高いです。この時期、シロアリの一部が羽アリとして飛び立ちます。

シロアリの羽アリの発生時期は4月末から6月初旬までで、雨降り日の翌日に大発生する場合がほとんどです。

↑シロアリの羽アリ(ヤマトシロアリ)

大量発生は数日の間隔を空けて2~4回程度起こります。

小型の羽アリの場合はアリ(黒や茶色)で、大型の羽アリの場合はシロアリの羽アリ(体は黒い)です。


シロアリ(約4mm)とシロアリの羽アリ(約14mm ※羽を含めたサイズ)


シロアリは湿った木材を食べますので、シロアリが巣くうと木材はボロボロになります。

羽アリが大発生してしまったら、床下にシロアリが居るのかどうかを確認したほうがよいでしょう。

合わせて、床下は湿気っていないか?湿気っている場合は原因を調べます。